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6月4日から6月7日までの4日間、台北・南港展覧館にて開催されるアジア最大級のPC関連見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」にROGが出展。ユーザーの声に寄り添い、常に革新的なモデルを世に送り出すROGのゲーマー向けの注目製品をピックアップしました。おおよそ2024年内が予想されますが、まだ日本投入時期は未定です。今回は特にゲーミングモニターに大きく注力しているようでした。
ROG SWIFT OLED PG32UCDP
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「4K (解像度3840×2160ピクセル)/240Hz」と「フルHD /480Hz」がボタン一つで切り替えられるデュアルモード搭載の32インチOLEDディスプレイです。FPSであればリフレッシュレートの速度を優先、ビジュアルを優先したければフルHDとプレイするゲームに合わせることができます。展示製品にはモニターアームとライトバーが付けられていましたが、こちらも日本に投入予定だそうです。
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「AIアシスト」機能。
ROG SWIFT OLED XG27AQDMG
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有機ELディスプレイ。
AIアシスト機能
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新開発のゲーミングモニターには現在開発中の「AI Visual」「AI Shadow Boost」「AI Crosshair」の3つのAIアシスト機能が搭載される予定です。例えば、FPSであれば、ターゲットにスコープで標準を合わせる際に自動でズームしてくれたり、ゲームに合わせて輝度やホワイトバランスなどを自動調節してくれたりします。一方で、FPSのようにインターネットを経由してプレイヤーと対戦する際は、こういったアシスタント機能が是とされるかは今後議論の余地があると感じました。eスポーツでは機能が制限されるのではないでしょうか。
ROG BTF ECOSYSTEM
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現代においてゲーミングPCは性能面はもちろん、インテリアとしての見た目も非常に重要視されるようになりました。それは自作PCにおいても同じです。「Back to (the) Future」(BTF)シリーズは、背面にコネクタを搭載しているので、ケーブルを隠せます。マザーボードやビデオカード、PCケースが展示されていました。
ROG MINIMAL TUBING AIO COOLER
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OLEDのモニターがついた冷却クーラーも展示。展示されているPCケースもBTFシリーズなので、電源ケーブルが隠れて目立ちません。
NEXT GENERATION INTEL MOTHERBOARD
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次世代Intel CPU対応のマザーボードも展示されていました。こちらも、BTFシリーズに対応しています。
ROG MJOLNIR
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今年のエイプリルフールのネタから実製品にこぎつけたポータブル電源で、北欧神話に登場するトールハンマーのようなデザインとなっています。会場ではインフルエンサーに非常に大きな反響を得ていました。懐中電灯が付属していたり、充電に対応するタイプならば、置くだけでマウスやスマートフォンを充電できたりもします。
エイプリルフールに投稿されたので、当初はネタかと思われましたが、翌日には正式に製品として発売されると発表されたことでも話題を集めていました。災害時にも活躍すること間違いなしです。
ROG DELTA II
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2018年初登場から数えて、久方ぶりに発売されたゲーミングヘッドホンの第2世代モデル。315gの超軽量で約50分の充電で、約110時間稼働できます。イヤーカップはどんな人の耳の形状にも合うためにやや三角形のデザインになっています。
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すごく便利なのがゲームプレイしながら、ヘッドホンの左右をボタン一つで2.4GHzとBluetoothそれぞれに切り替え可能とのこと。そのため、電話がかかってきた時もヘッドホンを外すことなく、片方の耳で電話の声を拾えます。
ROG EXTREME SERIES
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自作PCユーザーのための、カスタマイズ可能なキーボードを展開するシリーズ。日本でもすでに発売しているモデルの後継機になります。キーボード「ROG AZOTH EXTREME」と、マウス「ROG HARPE ACE EXTREME」が展示されていました。
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マウス「ROG HARPE ACE EXTREME」は、47gのカーボンが採用されており、有線、Bluetooth、2.4GHzの3種で接続可能です。底面にはCorning Gorilla Glass3を採用し、耐久性と滑りの良さを兼ね備えています。軽量化するために穴を開けることが一般的ですが、それでは耐久性が落ちるために、改善策を模索したと言います。
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キーボード「ROG AZOTH EXTREME」は、右上にフルカラーOLEDスクリーンがあり、PC側のアプリケーションソフトで、CPUクロックや温度など表示したい内容を設定できます。
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総じて、デザイン、耐久性、性能と妥協することが許されないゲーミングPC・周辺機器市場において、競合他社とは異なる着眼点でユニークな新製品が多く見られました。ユーザー満足度を重視した結果、製品価格は従来よりも少し高まるのは避けられませんが、現代のユーザーのニーズとしても良いものを長く使うという観点から見て、マッチしているのではないでしょうか。
取材協力:ASUS
「COMPUTEX TAIPEI 2024」招待協力:MSI