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快適なゲーム生活に欠かせない(?)と思われているのが、ゲーム用コントローラー。2024年6月27日、Steamはコントローラーについての利用データと、サポート状況を公開しました。
コントローラーの使用率はわずか15%!?
上記の記事によれば、2024年6月現在でのコントローラーの利用データは以下の通りです。
1日あたりのコントローラーの平均使用率は最大15%
コントローラーを使用したプレイ時間の約42%はSteam入力を使用
59%はXboxコントローラー、26%はPlayStationコントローラー、10%はSteam Deckを使用
あれ?コントローラーを使ってる人はわずか15%しかいないの!?と驚かれた方も多いかと思いますが(実は筆者もそう)、Steamで人気のFPS・TPSといったシュータージャンルではコントローラーではなくキーボード操作が主流であることを考えると、それなりに納得がいく結果かと思います。なお上記記事中では2018年にはコントローラーの使用率が最大5%だったとあり、その時点から考えるとコントローラーの使用率は6年で3倍になっていることが伺えます。
比率としては少数派とはいえ、コントローラーの使用率が増加している現状を踏まえて、Steamは以下のようなサポートを行ってきました。
コントローラー操作に最適化したBig Picture機能
ゲームごとのコントローラー設定の簡素化
ジャイロ付きコントローラーを使用した場合のジャイロ照準
PlayStation/Xboxコントローラーといったコンソール機のコントローラーのサポート
また、最近では日本のゲーム周辺機器企業であるHORIの新しいSteam用コントローラーにも対応したことが明かされています。
Steamにはコントローラー非対応のゲームも多いですが、Steam入力機能を使用してコントローラーに対応すると、300種類以上ものコントローラーがゲームで使えるようになることを上記の記事で利点として挙げています。
また、さまざまなコントローラーへの対応策としてゲーム側でSteam入力に対するキーコンフィグに対応したタイトル(『ウィザードリィ外伝 五つの試練』など)や、Steam入力プリセットを提供することで疑似的にコントローラー対応を実現しているゲーム(『ワールド・ネバーランド2~プルト共和国物語~』など)もあります。(『ワーネバ2』の場合プリセットの提供は発売後でしたが、ゲームを始めるユーザーには自動で適用されるので正式対応アップデートが行われたのと変わらない感覚でプレイができます)
読者の皆様にはコントローラーへのこだわりを持つ、もしくは「俺はキーボード派だ!」という方はおられますか?さまざまな思いをコメント欄で伝えて頂ければ幸いです。