
高評価レビューをしていたユーザーにSteamキーを渡していた問題で、SteamからBAN処理を受けた中国のパブリッシャー「BD Games」ですが、同パブリッシャーが販売を行っていたソフトの一部がSteamストアに再登録されています。
パブリッシャーBANの巻き添えを食った開発者、独自でSteamに再登録か
「BD Games」のSteamからのBANに対して、同パブリッシャーから公開されていた『アーティファクトシーカー』の製作者は「パブリッシャーやSteamからは一切の連絡がなく、開発者に責任はない」「ゲームを取り戻すためにあらゆる解決策を模索している」との声明を出していました。


今回「BD Games」が販売を担当したゲームのうち、Steamストアに再登場が確認されたのは美少女メカヴァンサバライクゲーム『ヘビーストームシャドウ』、そして見下ろし型アクションゲーム『運命のエレジー』です。どちらのゲームもSteamストアページのパブリッシャーの欄は開発元と同一の表記になっており、他のパブリッシャーに頼らない独自販売に乗り出したものと思われます。
但しこれらのゲームは「BD Games」が販売していたものとは別のゲームとして扱われるようで、以前のバージョンのゲームを所持していたユーザーにどういう施策を取るのかは不明です。
パブリッシャーに問題があったとはいえ、同社の販売したゲームには評価が高いものが多かったのも事実。今後同社から販売されていたゲームの開発元がどういう手段を取るのか、注目が集まります。