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海外レビューハイスコア『ゼンレスゾーンゼロ』―『原神』や『崩壊』に比べれば小規模だが、逆に良い結果を生んでいる

2024年7月4日サービス開始『ゼンレスゾーンゼロ』の海外レビューをお届けします。

連載・特集 海外レビュー
『ゼンレスゾーンゼロ』
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・Twinfinite: 100/100(PC)

『ゼンレスゾーンゼロ』は、『鳴潮』、『原神』、『Tower of Fantasy(幻塔)』などを大きく上回っており、間違いなく新たな最高のガチャ・アクションRPGだ。没入感のある世界、独特なメカニズム、魅力的なゲームプレイ、引き込まれるストーリーは、優れたアクションRPGとはどうあるべきかの新基準を打ち立てており、ほとんどの人を魅了するに違いない。

・Voxel: 90/100(PC)

『ゼンレスゾーンゼロ』はHoYoverseの素晴らしい勢いを反映した作品で、没入感のある世界を作り上げる才能を再び証明している。本作は見た目だけでなくゲームプレイでも楽しませてくれる。その満足度はこれまで本デベロッパーがデザインした中で最も高い。

・Gfinity: 90/100(PC)

スタイリッシュさにあふれ、洗練された戦闘を誇る『ゼンレスゾーンゼロ』のわずかな欠点に目をつぶるのは難しくない。『原神』の巨大なオープンワールドや、『崩壊』の銀河を股にかけた物語に比べれば遥かに小規模だが、それが逆に良い結果を生んでいる。

・INVEN: 85/100(PC)

本作は「覚えるのは簡単、極めるのは困難」というやり方にこだわり、体系的かつシンプルなアクションを披露している。様々なメディア形式をストーリーに活用することでアニメゲームの新スタイルを生み出しているが、画一的な内容、断続的な成長曲線、ストーリー上の障害を克服することが重要な課題のようだ。

・Malditos Nerds: 80/100(PC)

『ゼンレスゾーンゼロ』はスタイリッシュであり、麻薬である。ビジュアルの完成度だけでなく、ゲームプレイの中毒性によって、催眠術のようなアクションを持つゲームなのだ。HoYoverseが将来的に本作をきちんとサポートするならば、これは本スタジオにとって3度目の勝利となるだろう。

・Eurogamer: 80/100(PC)

・God is a Geek: 80/100(PC)

『ゼンレスゾーンゼロ』は、自分がしていることを正確に理解しているデベロッパーが、最高の自信と情熱をもって贈る信じられないほど楽しい時間だ。

・IGN: 80/100(PC)

・PCGamesN: 80/100(PC)

『ゼンレスゾーンゼロ』は、カセットフューチャリズムと90年代のノスタルジーを背景に、洗練された反応の良い戦闘を据えているが、HoYoverseの内蔵ガチャシステムのくびきに抗っている。

訳注:カセットフューチャリズム(cassette futurism)は、レトロフューチャー(過去のSF作品などに描かれた未来像)のサブジャンルの一つ。

・GameSpot: 70/100(PC)


PC(Epic Games ストア)/PS5/iOS/Android向けに2024年7月4日に正式サービスが開始された『ゼンレスゾーンゼロ』のMetacritic海外レビューまとめをお届けしました。メタスコアは記事執筆時点で82点(総レビュー数14件)でした。

総じて、アクションやビジュアル、世界観が高く評価されています。一方、ガチャについては評価が分かれているようです。

本作は、基本プレイ無料のアクションRPGです。プレイヤーは超自然災害により文明が崩壊した世界を舞台に、恐ろしい敵と戦いながら隠された秘密を解き明かしていきます。初心者でもベテランでも爽快で派手な戦闘が楽しめると謳っています。

Game*Sparkではこれまでに先行プレイレポートとインタビューを掲載しています。興味のある方はあわせてお読みください。




『ゼンレスゾーンゼロ』は、PC(Epic Games ストア)/PS5/iOS/Android向けに配信中です。

《FUN》

遊ぶより創る時間の方が長いかも FUN

元ゲームプログラマー。得意分野はストラテジーゲーム。ゲームライターとして活動する傍ら、Modの制作や有志日本語化に携わっています。代表作は『Crusader Kings III』の戦国Mod「Shogunate」。

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