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王道から“萌え”まで!特選Steamサマーセール「ソウルライク」編【Steamサマーセール2024年夏】

夏休みを利用して「死にゲー」に挑戦してみよう。

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王道から“萌え”まで!特選Steamサマーセール「ソウルライク」編【Steamサマーセール2024年夏】
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日本時間6月28日~7月12日午前2時まで開催される夏の一大イベント「Steamサマーセール 2024」。期間中、Steamではさまざまなゲームがセール価格で登場し、普段は手に取らなかったタイトルも気軽に遊べる絶好のチャンスです。

本記事のテーマは、困難の先に達成感を得られる「ソウルライク」ジャンル。大型DLCも発売されたばかりの『ELDEN RING』から、ピノキオが主人公のダークファンタジー『Lies of P』、“ヤドカリ”アクションが新鮮な『Another Crab's Treasure』まで、オススメのセール中タイトルをご紹介します。


リトルウィッチノベタ』(45%オフ/1,980円)

本作は、Pupuya Gamesが手掛けるソウルライクアクションRPGで、2022年9月29日にリリースされました。執筆時点でのSteamレビュー数は8,940件で「非常に好評」となっています。

プレイヤーは小さな魔女「ノベタ」となって、謎の古城を探索してさまざまな敵を倒しながら、自らにまつわる謎を調べていきます。特徴的なのは、戦闘では通常のアクション要素に加えてアーケン、アイス、ファイア、ライトニングなど多様な「元素魔法」によるシューティング要素もあり、これらを上手く使いこなしてモブや強大なボスたちと戦います。

ソウルライクとしては、難易度イージーがあったり、死亡時ロストは“呪いのアイテム”を消費すると発生したり、装備品の概念がなかったりと若干物足りなさがありますが、ノベタのような可愛らしいキャラクターが生き生きと動きまわる姿と、ハードコアなバトルシステムのギャップは高く「萌える」ソウルライクとしてオススメの作品です。



『Thymesia』(50%オフ/1,249円)

本作は、台湾のデベロッパーOverBorder Studioが手掛ける高難度アクションRPGで、2022年8月19日にリリースされました。執筆時点でのSteamレビュー数は6,000件で「非常に好評」となっています。

プレイヤーは謎の人物「Corvus」となり、死がはびこる王国で街を徘徊するモンスターを倒し真実を見つけ出します。本作の特徴は、テンポの良いスタイリッシュなアクション、体力ゲージとは別に「体勢ゲージ」をゼロにしないと敵を倒せない『SEKIRO』に近いバトルシステム、ボスなどから能力を奪って一度限り使用できる「疫術」システムが挙げられます。

ジャンプが出来なかったり、ボリュームが割と少なかったりと不満点はありますが、疫病が蔓延するダークファンタジーな世界や、緊張感と爽快感が両立した戦闘アクションなど完成度は高く魅力的なソウルライク作品です。



『Another Crab's Treasure』(20%オフ/2,720円)

本作は、Aggro Crabが開発する3Dプラットフォーム形式のアクションRPGで、2024年4月26日にリリースされました。執筆時点でのSteamレビュー数は7,666件で「圧倒的に好評」となっています。

プレイヤーは主人公であるヤドカリの「クリル」となり、崩壊寸前の鮮やかな海底王国を舞台に奪われた貝殻を取り戻すために宝探しの冒険へと繰り出します。本作は「ヤドカリソウルライク」と呼ばれるように、海底(ステージ)に落ちているゴミを拾って貝殻のように装備して戦います。コミカルな見た目とは裏腹に、本格的なハードコアなソウルライクアクションの戦闘を味わうことができ、シャコのような強力な攻撃からオニイソメのような罠を仕掛けたりとさまざまなスタイルで戦えます。また、アシスト機能を使って難易度を下げれるので、ソウルライクゲームの初心者でも安心して遊ぶことできる作品です。



『Lords of the Fallen(ロード オブ ザ フォールン)』(50%オフ/4,249円)

本作は、HEXWORKSが手掛けるダークファンタジー風アクションRPGで、2023年10月13日にリリースされました。執筆時点でのSteamレビュー数は21,479件で「賛否両論」となっています。また、アップデートでバージョン1.5になり、カスタム難易度とMODの追加、パフォーマンスの大幅な改善がされています。

プレイヤーは十字軍の1人として、悪魔の神アディール討伐を目指す壮大な旅に繰り出していきます。特徴的なのは、「生者」と「死者」の二つの広大な世界をシームレスに行き来する設定で、、雪山、森林、洞窟などロケーションも豊富かつグラフィックも素晴らしいし、生者の世界と対照的な死者の世界は、異形の敵が闊歩する恐ろしくも緊張感のあるマップになっています。また、パリィや回避、攻撃アクションといった戦闘システム、周回するたびに敵が増え高難度になっていく点や、オンラインでのPvP、協力プレイも可能な点も固く踏襲された「ソウルライク」作品としてのこだわりが伺えます。



『Asterigos: Curse of the Stars』(60%オフ/1,599円)

本作は、ギリシャ神話とローマ神話をモチーフにしたアクションRPGで、2022年10月12日にリリースされました。執筆時点でのSteamレビュー数は2,021件で「非常に好評」となっています。

プレイヤーは美しく壮大な都市アフェスを探索し、個性的な敵や神話のボスを倒しながら、都市が抱える呪いの真相を突き止めていきます。特徴的なのは、近接武器と遠距離武器の2種類を組み合わせた戦闘システムで、オーソドックスな剣と盾から二刀流、杖と魔法の腕輪などさまざまなスタイルでプレイできます。パリィや戦闘アクションはそれぼど難しくなくソウルライクとしては比較的カジュアルな印象です。また、主人公の若き女戦士「ヒルダ」のキャラクターも魅力的で、メインストーリーの他に数々のサイドクエストも用意されています。


『Morbid: The Lords of Ire』(30%オフ/1,960円)

本作は、Still Runningが開発するソウルライクアクションRPGで、2024年5月17日にリリースされました。2020年に発売された2DアクションADV『Morbid: The Seven Acolytes』の続編にあたり、こちらも90%オフのセール対象です。

プレイヤーは英雄ストライパーとなり、いびつに歪んだおぞましいモンスターが徘徊する独特の“ホラーパンク”世界を探索し、5人の憤怒の魔王を討伐していく血みどろの冒険が待ち受けます。特徴的なのは、凍てつく山地から腐敗した都市など、陰鬱で美しい多様なロケーションと圧倒的なゴア描写です。また、戦闘は近接武器による「即時反撃(パリィ)や敵のアーマーを破壊する「粉砕攻撃」などでダメージを与え、銃火器で体勢を崩して一気に畳み掛けるなど、さまざまなプレイスタイルが楽しめます。ただ、パリィからの攻撃は火力が高い上に敵のモーションが単調なせいか割と簡単に見切れるので、高難度を求めるプレイヤーには物足りないと感じるかもしれませんが、手軽にソウルライクを楽しめるオススメの作品です。



『Lies of P』(40%オフ/5,016円)

本作は、NEOWIZが開発する童話「ピノッキオの冒険」を再解釈したダークファンタジーアクションRPGで、2023年9月18日にリリースされました。執筆時点でのSteamレビュー数は27,649件に達し「非常に好評」となっています。

プレイヤーは、19世紀後半のフランスをベースにした街「クラット」を舞台に、異形の機械人形たちに立ち向かいます。戦闘では、刃先と柄を取り外し戦況に応じて自由に組み合わせれる「武器組み換え」システムや、電撃や引き寄せなどさまざまな能力を発動できる「リージョンアーム」を活用した戦術、シビアに設定されやり応えのあるジャストガード(パリィ)、高難度だが何度でも挑戦したくなるボス戦、など従来のソウルライク的要素と本作独自のオリジナル要素が融合し、非常に完成度の高い作品となっています。



『ELDEN RING』(30%オフ/6,468円)

本作は、「ソウルライク」ジャンルの発祥となった『Demon's Souls』や『DARK SOULS』シリーズなど数々の名作を生み出してきたフロム・ソフトウェアによるダークファンタジーアクションRPGで、2022年2月25日に発売されました。執筆時点でのSteamレビュー数は圧巻の646,979件で「非常に好評」となっています。また、セール対象ではありませんが2024年6月21日には大型DLC『Shadow of the Erdtree』がリリースされ、発売わずか3日で500万本の売上を記録して大きな話題となっています。

プレイヤーは「褪せ人」となって、狭間の地と呼ばれる広大な世界を舞台に、危険に満ちたフィールドとダンジョンを探索して、数々の敵と強大なボスに立ち向かい“エルデの王”となるべく奮闘していきます。

本作では、死亡時のルーン(リソース)ロスト、祝福(拠点)での休息、回避やパリィ、大剣から弓、投擲物まであらゆる武器を使った手に汗握る戦闘など、ファンにはお馴染みの『ソウル』シリーズ要素と、シームレスかつ巨大になったオープンワールドマップ、広大な世界を快適に移動できる「霊馬」や、戦闘を強力にサポートする「戦技」など、新たな要素も追加されており、高難度アクションRPGのまさに「王道」といったところで、初心者からハードコアゲーマーまで是非とも一度は体験してもらいたい非常にオススメの作品です。



今回は、王道の『ELDEN RING』から一風変わったヤドカリACTまで、Steamセール対象のさまざまな「ソウルライク」作品をご紹介してきました。普段は気になっていても、ウィッシュリスト内にあるすべてのゲームを購入するのは難しいのが現実。ですがサマーセール中は割引も高く欲しかったタイトルを揃える絶好の機会なので、ぜひ本記事を参考にして頂き、困難を乗り越えた先にある達成感が味わえるソウルライク作品に挑んでみるのはいかがでしょうか。


《DOOMKID》

心霊系雑食ゲーマー DOOMKID

1986年1月、広島県生まれ。「怖いもの」の原体験は小学生の時に見ていた「あなたの知らない世界」や当時盛んに放映されていた心霊系番組。小学生時に「バイオハザード」「Dの食卓」、中学生時に「サイレントヒル」でホラーゲームの洗礼を受け、以後このジャンルの虜となる。京都の某大学に入学後、坂口安吾や中島らもにどっぷり影響を受け、無頼派作家を志し退廃的生活(ゲーム三昧)を送る。その後紆余曲折を経て地元にて就職し、積みゲーを崩したり映像制作、ビートメイクなど様々な活動を展開中。HIPHOPとローポリをこよなく愛する。

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