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「詐欺会社として汚名を被るつもりはない」コレクター向けパッケージ販売会社が度重なるリリース遅延の原因を公開―会社や従業員に対して脅迫も

度重なる取引業者の嘘と空約束…First Press Gamesは諦めず問題解決を誓う。

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「詐欺会社として汚名を被るつもりはない」コレクター向けパッケージ販売会社が度重なるリリース遅延の原因を公開―会社や従業員に対して脅迫も
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ドイツに拠点を置き、主にニンテンドースイッチ/PS4のコレクター向けの数量限定パッケージ版ゲームを販売するFirst Press Games社は7月9日、公式サイトにて製品に関する「深刻な遅延理由の詳細の公式発表」を掲載しました。

同社はSNSでもこれまで『ネコネイビー -デイドリーム・エディション』『Chained Echoes』『炎のレンジャーマン』など複数のパッケージ版コレクターズエディションについて、実物サンプルの写真とともに発売延期をアナウンスしていましたが、「これ以上の沈黙を貫くことは不可能だと判断するに至り」遅延の詳細な理由とユーザーおよび関係者への謝罪を公開しています。

不良品の山も「サマーバケーションだから」を理由に納品しない業者

First Press Gamesによれば、2023年のクリスマス前に22種類のコレクターズエディションの部品すべてを納品すると約束した印刷会社は、2024年6月の時点で組み立てボックスの不良パーツの作り直し期限を半年以上も守らず、この遅延がリリースを予定していたすべてのパッケージに影響を及ぼしたとのこと。加えて指示通りに修正をしない、許可なく仕様に合わない材質や品質を落とした材質を無断で使用。修正と納品の催促をすると「First Press Games社が急がせた」と反論し、納品日直前になると決まったように先方からの突然の休暇や従業員の病欠、突如煙が出て頻繁に故障する機械といった理由を繰り返し、約束を業者に破られたとしています。

これまでにパッケージ印刷を専門にしているとうたうドイツの印刷会社4社と取引したが、どの会社も意図しない不必要な変更や修正が行われ不良品を生み出し、ゴミの山に対して支払いを要求してきたケースもあっただけでなく、4社とも納期を確約する契約書を再三求めても「それはできない」と拒否。なぜ文書を作成できないのかという理由もハッキリせず、しかし厳しく追及すると仕事をしてもらえず遅延に直結するため、取引業者の言うままに従ってしまったとのこと。

法律上の理由により取引業者各社の名前は明かせませんが、リリース延期を余儀なくされ、コレクターズエディションは先行予約制のため「お金を持ち逃げするのでは?」とユーザーの信用を失い何度も現在の状況を明かすことに踏み切ったそうです。また、ここ数か月は、SNSなどを含むインターネット上で虚偽の誹謗中傷情報が広まり、会社や従業員に対し脅迫も行われていると、同社は明かしています。

パッケージ版コレクターズエディションのリリースに向け、「本当に毎日、ほぼ1時間ごとに電話をかけ進捗を促し、週に何度も直接工場を訪問していますが、いまだ取引先からの空約束に直面しています」というFirst Press Games社。「予約注文の代金だけを受け取っておきながら商品を発送しない詐欺会社としてこれ以上の汚名を被るつもりはない」とし、諦めることなく問題の解決を誓うと述べています。


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《稲川ゆき》

プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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