HK TEN TREEは、メカSRPG『鋼嵐 -メタルストーム-』の日本向けサービスをPC/iOS/Android向けに2024年内に配信すると発表しました。
同作は、元々『フロントミッション』シリーズ新作『Front Mission: Borderscape』として2022年に発表されていたタイトルです。その後、紆余曲折を経てオリジナルIP新作『鋼嵐 MECHARASHI』として中国など向けにサービスが開始されたばかりです。
そのような経緯もあり、ゲームとしてはSRPGとしての『フロントミッション』シリーズを強く意識した作りのタイトルとなっており、マス目状のフィールドで展開するターン制のルールのもとプレイヤーはカスタム可能な巨大ロボ「ST」部隊を指揮し戦っていきます。「ST」には部位ごとのHPなどの要素も存在しています。
■ 物語
新暦前91年、ミハマという小惑星が公海に墜落。地殻変動によって発生した植民島は「ミハマ島」と名付けられた。数年の時が経ち、新興企業「黒曜石コーポレーション」が島で新たな元素を発見。この未知の発見に、波乱の嵐を予感させた元素は「嵐(thyella)」から「シエラム元素」と命名。「シエラム元素」により、「シエラム合金」が開発された。この革命的な「シエラム合金」の登場により、操縦士が搭乗する二足型メカは飛躍的進化を遂げる。のちにこのメカは鋼(steel)と嵐(thyella)の祝福を受けた発明品として「ST」と呼ばれるようになる─
シエラム合金によって急速に発展したミハマ島だったが、二大勢力「ノース連合」及び「ステラ同盟」を筆頭に、各勢力が貴重な資源を争う激戦地へと化してしまう。これが、血で血を洗うメカバトルの時代の幕開けである。
主人公カイ・ニューマンは、傭兵仲間のディアナ・ヤノと共に「ノース連合」に加わり、そこで知り合ったグラン・ザカウェスキと3人で安定した生活を送ろうと考えていた。しかし、第七機動隊に入隊して間もなく、次々と予期せぬ事態が起きる。そんな中、窮地に陥った彼らを救ったのは、「ヴァルキリー」という異名で畏れられる強く美しい女戦士だったー。
弊誌では簡体字版の同作のプレイレポートも掲載しているので、合わせてご覧ください。
『鋼嵐 -メタルストーム-』は2024年内サービス開始予定です。