『原神』修正された「ヌヴィレット」の高速回転バグ、批判続出でロールバックへ―「登場後のキャラ修正は、どのような意図でもユーザーを傷つけてしまう」 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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『原神』修正された「ヌヴィレット」の高速回転バグ、批判続出でロールバックへ―「登場後のキャラ修正は、どのような意図でもユーザーを傷つけてしまう」

ロールバックは今後の更新で行われ、補償として「原石×1,600」も配布されます。

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『原神』修正された「ヌヴィレット」の高速回転バグ、批判続出でロールバックへ―「登場後のキャラ修正は、どのような意図でもユーザーを傷つけてしまう」
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HoYoverseは、オープンワールドRPG『原神』のVer.4.8アップデートで行った「ヌヴィレット」の不具合修正について、ユーザーに不快な体験をもたらしてしまったとして、ロールバックを行うと発表しました。

◆ユーザー間では「テクニック」として扱われていた不具合

この不具合は、ヌヴィレットが重撃を放つ際、予期せぬ高速回転が可能となり、攻撃が届く範囲に異常が生じてしまうというもの。

ヌヴィレットの重撃は前方に持続的なビームを放ち、触れた敵にダメージを与えます。ビームの向きはゆっくり動かせるのですが、本不具合を使用するとヌヴィレットが高速回転し、彼を中心として円範囲にビームが乱射。普通に撃つよりも広範囲にダメージを与えることができました。

特にPC版では、操作デバイスの感度やマウスのDPIを調整することで、意図的に本不具合を発生させることが可能。ユーザー間ではテクニックの一つとして見る層もいました。

今回、特に問題視されたのが修正のタイミング。ヌヴィレットは2023年9月に初実装された期間限定キャラクターで、当時から本不具合は話題となっていました。

話題の直後に不具合だと発表しなかったばかりか、2024年4月には復刻ガチャを開催。ユーザー間でも修正報告がないことを受け、「不具合ではなく、仕様を利用したテクニックなのだろう」と認識する層が増加。高速回転ビームに影響されてヌヴィレットを引こうと思ったユーザーもいたはずです。

こういった経緯も相まって、「実装から約1年放置して、復刻も挟んだ上で今さら『不具合だから修正します』は納得できない」と批判の声が上がることとなりました。

◆補償として「原石×1,600」も配布

これらの声を受け、HoYoverseは不具合修正のロールバックを発表。

修正の背景には、一部のデバイスでは本不具合(操作)を再現することが極めて困難なため、「特定のデバイスでしか再現できない想定とは異なる操作を回避する目的」があったとのこと。また、高速回転時のカメラ速度が非常に速いことで、ゲームの背景や敵などが不明瞭となり、通常のプレイ体験とは大きな差が生じてしまう点も解決したかったと説明しています。

修正が遅れたことについても、「様々な要素を同時に考慮する必要がありましたため、修正は議論とテストを幾度も重ねたのち、ようやくVer.4.8でリリースさせていただきました」と説明しています。

ロールバックは今後の更新で行われ、補償として「原石×1,600」も配布。具体的な更新日時および配布方法は後日案内予定です。

本件を通してHoYoverseは、「登場後のキャラクターの修正は、たとえどのような意図があったとしても、原神を信じてご支援くださった皆さまを傷つけてしまうことを痛感いたしました。本件に関して、幾重にもお詫び申し上げます」と謝罪しています。


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