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グラビティゲームアライズは、2024年7月19日から21日にかけて京都・みやこめっせにて開催されるインディーゲームイベント「BitSummit Drift」に出展します。本記事ではそんな「BitSummit Drift」での試遊展示に先駆けて行われたメディア向け事前体験会の様子をお届け。日本最大級のインディーゲームの祭典に現れるグラビティゲームアライズ販売作品を紹介していきます。
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グラビティゲームアライズは『Aeruta アルタ』(アーリーアクセス)や『東京サイコデミック ~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』、8月29日発売の『神箱』をはじめとした、インディーゲームならではの特色ある作品をリリースしているゲームデベロッパー/パブリッシャーです。
◆『LIGHT ODYSSEY』
今回の試遊会でまず体験したのは、『ワンダの巨像』などにインスパイアされた見下ろし型アクションゲーム『LIGHT ODYSSEY』です。プレイフィールとしては、幻想的な世界観が印象に残る骨太アクションといった印象! 「灯り」と「暗がり」が重要な要素になっていそうで、異世界な雰囲気に引き込まれます。
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ストーリー要素も備えているものの、それが表立って説明されることはなさそう。筆者がプレイした限りでは、黒い巨人と光をまとう主人公のふたりの壮絶な戦いがメインで「とにかくこの巨人を倒さなければ」と思わされました。
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基本的に爽快なアクションが楽しめますが、簡単だと思っていても巨人の一撃が重い! 油断していると連撃を叩き込まれてしまいます。倒したと思っても、ステージを変えて巨人が追跡してくるのがちょっと怖くて面白い!
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神秘的な世界で巨大なボスと戦いを繰り広げる作品が好きな方は、試遊してみる価値は大いにあるでしょう。
◆『THE GOOD OLDDAYS』
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『THE GOOD OLDDAYS』は、ざっくりいうと少年が借金を返すために帆走する作品です。タイトルから考えるに、「冒険を夢見る少年ショーンが楽しく仲間たちと旅する作品」……かと思いきや、冒頭から借金漬けになってしまいます。借金取りに言われるまま、家の地下に眠っている財宝を探すため「冒険」をする羽目になるというのが、本作のストーリーラインです。
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そんなダークなテイストで展開する冒険の舞台は、「地下」。敵を倒し鍵を集め、行動範囲を広げて“お金を集める”パズルアクションになっていました。クリア条件は「金を貯めること」という、少年らしくない目的です。
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クリアごとにエンディングのストーリーが進行する周回を前提としたゲーム性で、お金を集める方法は自由。デモ版では実際にプレイできなかったのですが、オープニングで名前が出ていたほかの仲間たちも操作できそうで期待が高まります。少年の冒険活劇的なノリで進められる借金返済劇が気になった方は是非チェックしてみてはどうでしょうか。
◆『SNOW BROS.2 Special』
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こちらはリメイク版『スノーブラザーズ2』。1994年に東亜プラン(TOAPLAN)が開発したアーケードゲームが、装い新たに登場しました。遊んだことがない方も、名前やゲーム画面で知っている方も多いのではないでしょうか。
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リメイクでは当時の面影を残しつつも、ドット絵をリファインした「ARCADE」なども追加。新モードや追加ステージなどで、昔やりこんだ方も新しく楽しめそうです。筆者は年代的にもほぼ未プレイでしたが、遊んでみると当時を感じさせるアクションに面白さを感じます。雪玉を転がして下にいるモンスターごと巻き込んで倒していくなど、現代ではあまり見られないクセのあるゲーム性が印象に残りました。
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そして今回プレイ出来なかったものの、「BitSummit Drift」で注目したいグラビティゲームアライズ出展タイトルは『Twilight Monk』です。こちらはメトロイドヴァニラな2Dアクションゲームとのこと。
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「BitSummit Drift」では、上記タイトル以外にもGame*Sparkが過去にレビューした『アルタ』『東京サイコデミック ~公安調査庁特別事象科学情報分析室 特殊捜査事件簿~』『神箱』などがブースに並びます。興味を持った方はぜひチェックしてみてはどうでしょうか。
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