2024年7月30日、富士見書房ドラゴンブック編集部は公式Xアカウントで『アーマード・コア6』のTRPG化を発表しました。
製作は『ソード・ワールド』『DARK SOULS』『エルデンリング』のTRPG化を手がけたグループSNE
Game*Spark読者の皆様には説明不要かもしれませんが、TRPG(テーブルトークRPG、海外での呼称はTabletop RPG)の説明をしておくと、ゲームマスターと呼ばれる進行役1人と複数人のプレイヤーが参加し、各プレイヤーは自分のキャラクターを作成、ゲームマスターが提示するクエストや敵との戦闘などをプレイヤー間で協力しつつこなし、キャラクターを成長させていく非電源アナログゲームです。
1971年にリリースされた世界初のTRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)』は世界的な大ヒットとなり、コンピューターにゲームマスターをやらせて自動化しよう……と世界中の学生や研究者たちが考えたのが、コンピューターRPGの大まかなはじまりになります。
現代主流の『クトゥルフ神話TRPG』や『D&D』のイメージからか、TRPGといえば「コズミックホラー」、あるいはオーソドックスな「ファンタジー」というイメージが強いかもしれませんが、実はSF・ロボットものも結構な数があります(ガンダムやエヴァンゲリオンもTRPGになっています)。
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今回の『アーマード・コア6』のTRPGの製作を行うのは「グループSNE」で、古くから『ウィザードリィRPG』『ロードス島戦記コンパニオン』『ソード・ワールド』といったTRPGを手がけ、フロム・ソフトウェア関連では『DARK SOULS』『エルデンリング』のTRPG化を手がけています。
『アーマード・コア6』TRPGの刊行は、2025年春を予定しています。