Game*Spark編集部がオススメする8月第1週の特選インディーゲームをお届け!
今週は、ソビエト崩壊後の廃墟タウンを舞台にしたリアル志向サバイバルシューター『ASKET』、ヤクザがゆるキャラ事務所を経営する日本舞台のオープンワールド犯罪ドラマ『プロミス・マスコットエージェンシー』、「攻略済みダンジョン」を一般冒険者として最大6人でスカベンジするダンジョン探索ゲーム『Dungeon Done』の3本です。
ASKET
本作は、インディークリエイターのArhaika氏がUnreal Engine 5を用いて現在開発中のリアルなサバイバルシューター。ソビエト崩壊後の廃墟溢れるゴーストタウンを舞台に、異常現象や危険なミュータントと対峙しながら生き残りへの道を探す冒険を楽しめます。
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フィールドでは時間帯や天候、物資の流通など、独自のルールの下で様々な変化が生じます。NPCもオブジェクトを使用したり、環境への対応やスケジュールに従っての生活、NPC同士での戦いを行えるといい、動物やミュータントにもこのシステムが適用されています。
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さらに30種類の武器と、100種類を超えるアタッチメントも用意されているほか、飢餓、疲労、放射線など25の生存状態が視覚効果を交えて用意されており、サバイバルの緊迫感をより高めてくれそうです。アタッチメントには、照準器からサイレンサー、弾倉、銃剣、グレネードランチャー、火炎放射器などが装着可能なようです。
廃虚都市では、プレイヤー以外の生存者と交流できるほか、異常現象を見つけることもあるようです。しかし、異常を研究するとプレイヤーに役立つ「アーティファクト」を見つけることもできるとのこと。
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ゲームの正式なトレイラーについて開発者は「フェイクのゲームプレイをみせたくない」と語っており、ゲームプレイとプロットが決まり次第制作予定としています。また、開発の進み具合がリアルタイムで分かるロードマップ(リンク先ロシア語)も公開されています。
タイトル:ASKET
対応機種:PC(Steam)
発売日:2025年半ばから後半
価格:未定
日本語:なし
プロミス・マスコットエージェンシー
オープンワールド推理ゲーム『パラダイスキラー』などで知られるイギリスのインディーゲームスタジオKaizen Game Worksは、新作オープンワールド犯罪ドラマ『プロミス・マスコットエージェンシー』のゲームプレイ紹介映像を公開しました。
日本の裏社会を舞台にした本作では任務の失敗で敵対組織に120億円を奪われたヤクザの主人公が、その埋め合わせをするため廃れた町で倒産寸前のゆるキャラ派遣事務所を経営することとなります。
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軽トラで町を駆け回り、人類と共存してきた知的生物「マスコット」をスカウトし、様々な仕事へと送り出します。そうして事務所を立て直すとともに、発端となった事件の裏に隠された陰謀を暴かなければなりません。
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ゲームディレクターによれば『プロミス・マスコットエージェンシー』はユニークなゲームであり、映像で紹介されたのは氷山の一角。まだまだ沢山のマスコットと出会い、人々を助け、禁断の謎を解き明かすことができるとしています。
タイトル:プロミス・マスコットエージェンシー
対応機種:PC(Steam)
発売日:2025年
価格:未定
日本語:あり
Dungeon Done
本作は、英雄たちが既に攻略したダンジョンの残された宝物をかき集めるために“清掃員”として探索に挑む一人称視点の探索アドベンチャーです。
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プレイヤーが挑むのは攻略済みのダンジョンではありますがモンスターやトラップなどがまだ残っているため、潜んでいる脅威に注意しながら隅々まで探索して貴重な宝物を集めます。
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最大6人までの協力マルチプレイに対応しており、記事執筆時点ではPvP要素は含まれておらず、協同して危険に立ち向かうチームワークが求められます。ダンジョンには宝箱に化けているミミックのようなモンスターや、仲間に擬態して襲い掛かってくる敵など多種多様なモンスターやトラップが待ち受けており、宝探しスカベンジャーとしてのスリリングな探索を楽しめます。
タイトル:Dungeon Done
対応機種:PC(Steam)
発売日:2024年第4四半期
価格:未定
日本語:あり