読者の皆様は、TikTokやYouTubeショートにて人気を博す、よしや(高橋義弥)さんをご存知でしょうか。
よしやさんの動画はさまざまな分野の雑学を軽快に語り、最後にサイコロ5つを振ってゾロ目になるまで500円貯金し続けるというもの。記事執筆時点で1643日目、貯金額は82万円を突破しています。
興味を惹かせる話の作り方や、毎日アップしつづけるマメさが注目を浴び、YouTubeでの総再生回数は8,400万回超え、TikTokは18万フォロワーを突破しています。
実は、よしやさんの本業はゲームクリエイターであることはご存知でしたか?本記事では、よしやさんに実施したメールインタビューの内容をお届けします。ショート動画からは意外とわからないよしやさんの詳しい情報に迫ります!
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――サイコロ雑学の企画をはじめることになったきっかけを教えて下さい。
よしやさん(以下、よしや)当初は、X(当時はTwitter)に投稿するネタが欲しいというだけの理由でした。僕はSNSが苦手でいつも何を投稿していいかわからなかったので、サイコロを毎日転がすだけなら何も考えなくてもできる!と思ってスタートしたんです。
最初は雑学の動画にするつもりは全くなく、サイコロを振る前に一言入れ始めたところ徐々に雑学を言うことが多くなり、いつの間にか雑学がメインになっていました。
――雑学のネタはどのような基準で選んでいるのでしょうか?
よしや基本的には自分が「知らなかった!面白い!」と思うことが基準です。そのなかで、あまり専門的すぎず幅広い年代の人に楽しんでもらえそうなネタを意識しています。
――毎日欠かさず動画をアップされていますが、撮影から編集までこなすのはかなり大変なのではないでしょうか?
よしや大変になってきました(笑)。最初はほぼ編集なしで上げていたのですが、少しづつ凝り始めてしまい、カットをいれたり画像を入れたりしているうちに編集だけで2時間くらいかかるようになってしまいました。
毎日動画としてそろそろ限界が近いと感じているので何か考えないといけないな、と思っています。
――毎日更新されるよしやさんの動画が生きがいという方も多いと思います。サイコロが5つ揃ったらこのシリーズは終了してしまうのでしょうか……?
よしやサイコロを転がす動画は終わりになるかもしれません。
ただ、僕自身が最近は雑学を調べて話すことが楽しくなっているので、サイコロ雑学動画が終わってもなにか活動は続けたいと思っています。具体的な企画はまったく思いついていないのですが……。
――サイコロ雑学動画を始めたことで変わったことがあれば、良い変化・悪い変化含めて教えてください。
よしやサイコロ雑学動画を始めたことで、それがいい意味で言い訳になって、いろんなことに恥ずかしがらずに挑戦できるようになりました。生配信やオリジナル楽曲を作るなど、動画を始める前はできなかったことに次々と挑戦できています。
悪い変化としては、YouTubeなどの雑学系チャンネルを観られなくなってしまいました。動画で観てしまうと自分の動画のネタにしづらいというか、僕は後ろめたくてできないので、なるべく観ないようにしてます。
――YouTubeやTikTok以外にはどういった活動をされていますか?
よしやこれはサイコロ雑学動画より以前からですが、劇団HOTPLAYという社会人劇団の団長として、役者や演出の活動をしています。
元をたどれば、この演劇活動があったからこそ顔出しでのサイコロ雑学動画の活動が始まったので、すべての始まりと言えるかもしれません。
――本職はゲームクリエイターとお伺いしましたが、普段はどういったゲームを作られているのでしょうか?
よしや普段はフリーのゲームプランナーとして主にスマートフォンアプリの開発に携わっています。ジャンルは様々ですが、以前は地図の位置情報を使ったアプリゲームや、カードバトル系RPGの開発に参加していました。
動画配信者としてはゲームクリエイターの側面をなかなか見せられないので、今後そういう動画も作っていきたいですね。
――ゲーム配信もよくされていますね。『龍が如く8』といった有名タイトルから『Station 5』『奇天烈相談ダイヤル』といったインディーまで幅広いですが、どういったゲームがお好きなのでしょうか?
よしや色々ありますが、あえて言うなら私生活でプレイする時はホラーゲームが一番好きなジャンルですね。実況もしていますが『零』シリーズの大ファンです。美少女が出てくるゲームも好きで、最近では『バニーガーデン』を遊びました。
実況では視聴者さんの希望に合わせることが多いのですが。逆にそれが普段やらないジャンルのゲームの勉強にもなっていて、作り手としてもプラスに働いています。
――これまで遊んできた中でのベストゲームを教えてください。
よしや『零』シリーズと『NINJA GAIDEN』シリーズです。『零』は僕をホラーゲームというジャンルに引き込んだ作品で、いつかこれを超えるホラーゲームを作るのが夢です。
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『NINJA GAIDEN』は学生時代、硬派すぎる高難度に苦しめられながらも繰り返しプレイして、今でも移植版を起動しては周回プレイをしています。
コーエーテクモさんのゲームは僕の肌に合うものが多く、ほかにも『DEAD OR ALIVE』『三国志』なども大好きで注目しています。
――ありがとうございました!
普段のショート動画では気持ちよく淡々と話してくれるよしやさんですが、今回のインタビューでは動画作りのきっかけや普段のお仕事などについてお聞きしました。
サイコロ雑学動画からはわからない「ホラーゲーム好き」ということがわかり、いつか大ファンの『零』シリーズを超えるホラーゲームを作る!という野望も飛び出し、興味深いお話をしていただきました。
よしやさんは、YouTubeやTikTokで毎日動画を更新中。ゲーム実況や雑談配信もされていますので、ぜひフォローやチャンネル登録、リンク集もチェックしてみてください。