Game Scienceが開発した『黒神話:悟空』のリリースが目前となり、プリロードが始まりました。そのSteamでのダウンロード帯域使用量の盛り上がりは『サイバーパンク2077』プリロード開始時を超えてしまったようです。
本作は中国古典小説の四大奇書の一つ「西遊記」を題材に、中国神話をモチーフしたアクションRPGゲーム。プレイヤーは「天命人」と呼ばれる人物となって、険しく不思議な西遊の旅路を辿ります。道中では数多い強敵や好敵手と出会い迫真のバトルを繰り広げます。天命人は棍術に加えて、異なる法術、天賦、武器、装備などを自在に組み合わせることができ、自身の戦闘のスタイルを追求することも可能です。
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特にアジア圏で急騰
本作の発売日を8月20日に控え、8月18日のプリダウンロード開始からSteamのダウンロード帯域幅使用量が急騰しています。これはSteamダウンロード統計のSteamダウンロード使用帯域幅 (最近48時間)で確認でき、グラフを見ると8月18日に急騰している様子がわかります。
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その値、ピーク時にはなんと70Tbps。2020年の『サイバーパンク2077』プリロード時の23.6Tbpsを上回り、中でもアジア圏では59.3Tbpsと群を抜いてダウンロードされています。本作の題材となった『西遊記』は『水滸伝』や『三国志演義』などと並ぶ長編小説で、中国だけでなく日本でもなじみの深い内容となっていることからアジア圏での人気が高いようです。
『黒神話:悟空』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5向けに2024年8月20日発売予定です。Xbox Series X|Sでもリリース予定ですが、現時点で発売日は未定となっています。