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インディ・ジョーンズとなって鞭を駆使して謎を解き明かせ!『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』メディア向けハンズオフレポ

ルーカスフィルムが全面協力!鞭、リボルバー、そして知恵を武器に戦う新作アクション。

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名作『Wolfenstein』(ウルフェンシュタイン)』シリーズを手掛けたMachine Gamesが開発する新作アクションアドベンチャーゲーム『インディ・ジョーンズ/大いなる円環Indiana Jones and the Great Circle)』は、プレイヤーを伝説の考古学者インディ・ジョーンズへと変身させ、世界を股にかけたスリリングな冒険へと誘います。 発売時期は2024年にXbox、ならびにPC向けにリリースの予定となっています。

本稿では、メディア向けに行われた『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』のプレゼンテーションでお披露目された内容をお伝えします。

古代遺跡に眠る謎と世界規模の陰謀

「インディ・ジョーンズ」(Indiana Jones)シリーズは、冒険家で考古学者のインディアナ・ジョーンズを主人公とする映画シリーズで、スティーヴン・スピルバーグが監督し、ジョージ・ルーカスが製作総指揮を務めた作品です。

1981年に第1作目の『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』を公開し、昨年2023年には5作目となる『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』が上映されました。

本作のストーリーは映画3作目の『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の前年となる1937年。インディ・ジョーンズが何者かによって貴重な遺物を盗まれるところから始まります。犯人を追ううちに世界規模の陰謀が浮かび上がり、インディは再び危険な冒険へと身を投じていくことになります。

プレゼンテーションでは、エジプトのギザの大スフィンクス地下に広がる巨大な空間が舞台となるシーンが紹介されました。そこには、古代の守護者たちの謎めいた彫像や、黄金のマスクなどの財宝が眠っています。インディは、イタリア人ジャーナリスト、ジーナと共に、遺跡に隠された秘密を解き明かしていました。

一方、別のシーンでは、インディがナチスに占拠された城を探検する様子が描かれています。鞭を駆使して壁をよじ登り、敵の目を盗んで秘密の通路を進んでいくステルスアクションは、スリルに満ちています。

普段は一人称視点ですが、鞭を使ったグラップリング時は三人称視点になるなど、没入感とインディ・ジョーンズらしさを両立させるカメラワークが採用されています。 そして会話シーンでは若き日のハリソン・フォード氏を再現したインディ・ジョーンズのユーモアが堪能できます。

インディの宿敵として登場するのは、考古学者エメリック・フォスです。ナチスに所属する彼は世界各地の遺跡を荒らし、謎めいたアーティファクトを探し求めています。今回お披露目されたあるシーンでは、ヒトラーが探しているアーティファクトは地球のものではないというセリフが確認されました。

開発陣によるとフォスは「非常に心理的かつ知能が高い」という設定ですが、すでに公開されているトレイラーでは、半ば生き埋めにされているインディとの対面しています。フォスが追い求めるアーティファクトには一体どのような謎が秘められているのでしょうか。

本作はストーリー重視のシングルプレイヤーアクションアドベンチャーゲームとなっており、オープンワールド形式ではなくリニア進行スタイルです。『ウルフェンシュタイン』でキャンペーンの魅せ方に定評のあるMachine Gamesが、ルーカスフィルムの全面協力を受けて、一体どのようなストーリーを用意しているのか非常に楽しみです。

鞭、リボルバー、そして知恵を武器に戦う

『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』の戦闘は、ステルスとアクションの要素を巧みに融合させています。敵に見つからないように遺跡を探索するステルスプレイでは、周囲のオブジェクトを利用した陽動作戦や、敵の目を欺く変装など、インディらしい機転の利いた行動が求められます。

ゲームプレイ映像では、インディがナチスの兵士に変装し、敵の目を欺きながら城内を進む様子が確認できます。ステルス中は鞭を壁に当てて音を出して誘導するなど、インディらしさが随所に散りばめられています。 周囲の環境に溶け込み、敵の視線をかいくぐるスリルは、ステルスゲームの醍醐味と言えるでしょう。

一方、銃撃戦や格闘戦では、鞭、リボルバー、そして周囲にあるあらゆるものを武器として活用する、ダイナミックなアクションが展開されます。

プレゼンテーションでは、インディが鞭で敵の攻撃をかわし、リボルバーで反撃する様子や、周囲のオブジェクトを投げつけて敵を気絶させたり、椅子や瓶などを武器にして、複数のナチス兵士を相手に戦う様子などが紹介されました。

ある戦闘シーンでは麺棒を拾って戦闘しているのですが、戦闘中にじゃがいものような食材と思わしきものもハイライトされるなど、かなりのオブジェクトにインタラクトして戦闘に活用できそうです。

格闘戦ではスタミナとガードにゲージがあり、敵の攻撃にあわせてカウンターを決めたり、隙を見てラッシュを叩き込むなどまるでボクシング。(\まっくのうち!まっくのうち!/)

これら戦闘の鍵となるのは、プレイヤーの状況判断と的確な操作です。敵の配置や地形を把握し、ステルスとアクションを使い分けることで、戦いを有利に進めることができます。状況に合わせて戦略を練り、インディの機転と戦闘スキルを駆使することで、プレイヤーは映画さながらのアクションシーンを体験できるでしょう。

探索、謎解き、そして発見の喜び

本作はインディ・ジョーンズらしく、探索と謎解き要素が大きな魅力となっています。インディのトレードマークであるカメラを使って遺跡や遺物を撮影することで、歴史的な洞察や重要な手がかりを得ることができます。

ゲームプレイ映像では、インディが城内で発見した古代の装置をカメラで撮影し、その構造や機能を分析する様子が映し出されています。そこから得た情報はジャーナルに登録されます。

ジャーナルには、地図、写真、手紙などが記録され、プレイヤーは冒険の軌跡を振り返りながら、新たな発見を楽しむことができます。ジャーナルの内容は、物語の進行に合わせて充実していくため、プレイすればするほど、インディ・ジョーンズの世界に深く没入できるでしょう。

遺跡には、様々なパズルが仕掛けられており、プレイヤーはインディの知恵を駆使して謎を解き明かし、先に進む必要があります。パズルは、古代文明の知識や、遺跡の構造を理解する必要があるなど、知的な挑戦に満ちています。

プレゼンテーションで紹介されたギザの大スフィンクス地下のパズルでは、鏡を使って光を反射させ、特定の場所に光を当てることで扉を開く仕掛けが披露されました。古代エジプト文明の知識を駆使した謎解きは、プレイヤーに知的な興奮と達成感を与えてくれるでしょう。

あるシーンでは、壁にかけられている未点火の松明一つに様々なインタラクトが用意されていました。 まずはライターで火を点け、火が点いた松明を手に持ち、藁に火を点けて隠し通路のようなものを見つけ出していました。 一つのオブジェクトにたいしてこれだけのアクションが込められているのですから、ゲーム全体では一体どれだけのものにインタラクトできるのか想像つきません。

自分だけのインディ・ジョーンズを育成

「Indiana Jones and the Great Circle」では、ミッションをクリアすることでアドベンチャーポイントを獲得し、インディの能力を強化することができます。戦闘スキル、探索能力、パズル解決能力など、様々な能力をアップグレードすることで、自分だけのプレイスタイルを確立できるのです。

例えば、戦闘に特化した能力を強化すれば、よりダイナミックなアクションを楽しめるようになります。一方、探索能力を強化すれば、隠されたアイテムや秘密の通路を見つけやすくなるでしょう。

今回確認できたスキルは、戦闘不能状態になってダウンしても、這いつくばりながらインディのトレードマークの帽子を拾い上げればもう一度戦えるという、実にインディらしいものでした。

1930年代の世界を冒険する

本作の世界は、1930年代の雰囲気を忠実に再現するために、緻密なリサーチと努力によって構築されています。活気のある街並み、エキゾチックな遺跡、そして個性豊かなキャラクター達。一人称視点での散策は、まるで映画の世界に迷い込んだかのような感覚を味わうことができるでしょう。

プレゼンテーションでは、モロッコの街並みを探索するシーンや、寺院で僧侶と会話するシーンなどが紹介されました。各地域の人々の文化や習慣、そして時代背景が丁寧に描かれており、プレイヤーはインディ・ジョーンズの世界をより深く理解することができるはずです。

新たな伝説への期待

「Indiana Jones and the Great Circle」は、映画シリーズのファンはもちろん、アクションアドベンチャーゲームファンにとっても見逃せない作品です。MachineGamesは、これまでに「Wolfenstein」シリーズなど、数々の傑作FPSゲームを開発してきた実績を持つ実力派スタジオです。彼らが持つ技術力と、インディ・ジョーンズへの深い愛情が融合した本作は、ファンを喜ばせてくれる可能性を秘めていると言えるでしょう。

壮大な冒険、アクション、そして知的な謎解きが待っている『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』は、2024年内にXbox Series X|SとSteam、Game Passで配信される予定です。

《いーさん》
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