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大ヒットとなっているGame Science開発のアクションRPG『黒神話:悟空(Black Myth: Wukong)』ですが、中国本土でPS5の売上を押し上げているようです。香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が伝えています。
中国で大ヒット!
2024年最新のAAAアクションゲームである本作のPC版は、要求されるスペックも高め。快適に遊べる性能のPCを持っていないユーザーにとって、PS5版は非常に魅力的な選択肢であるようです。
上海のゲーム販売業者であるヤン・ファン氏によると、PS5が入手できるかについて数十件もの問い合わせを受けているそう。高級住宅街・黄浦区にあるソニーストアでは買い物客が殺到し、入荷していた6台のPS5が瞬く間に売り切れたそう。取り寄せをした客もいたそうですが、最長で1週間待ち状態になっているそうです。
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SCMPの親会社であるアリババグループ・ホールディングが運営するフリマアプリではPS5本体の検索数は今月に入って300%増加しており、多くの出品者は『黒神話:悟空』のタイトルを入れて検索にひっかかりやすいようにしているといいます。
加えて、通販サイト・TmallにおいてもPS5の取引量が前年比で100%以上増加しているといい、勢いが止まりません。本作はまだXbox Series X|S版が発売していませんが、後に発売を迎えた際にはXboxの売上が伸びる可能性がありそうです。
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China Audio-Video Copyright Associationによれば、今年上半期の中国本土のビデオゲーム収益は、約4分の3がモバイルゲームからのものであり、コンソールやPCはわずか23%でした。しかし、本作の絶大な人気は、この収益構造を変える可能性があるといいます。
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市場調査会社・GameDiscoverCoによれば、Steamの国別プレイヤー分布において中国が88.1%という報告もなされています。どこまで正確なものかは不明ですが、Steamレビューが記事執筆時点で総合29万2,049件で、その内中国語のレビューが27万944件とかなりの割合を占めていることから、中国で一番売れていることは間違いなさそうです。