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アクティビジョン・ブリザードは、8月28日(現地時間)ワシントン.D.Cでイベント「Call of Duty: Next(COD Next)」を開催しました。本イベントでは、2024年10月25日に発売する『Call of Duty: Black Ops 6(CoD:BO6)』の先行プレイが行われました。そのゲームの様子は集まったストリーマーなどによって、リアルタイムに配信されています。
そして、このイベントにGame*Sparkも取材を敢行。そこで一足早く体験したのが、本作の「ゾンビモード」です。主に『CoD:BO』シリーズに搭載され、往年のファンを楽しませていたこのモードについて、本記事で先行体験のインプレッションをお届けします!
◆従来のラウンド型に回帰した『CoD:BO6』のゾンビモード!
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ゾンビモードは出現する多数のゾンビと戦いつつ武器やアイテムを収集。ステージにある謎の解明を目指すゲームモードです。『CoD:MW3』にも搭載されていましたが、珍しい『MW』シリーズへの実装というのもあってか、前作では広大なオープンワールドシステムを採用。ゾンビを倒しつつエリアを自由に探索する、というスタイルでした。
個人的にはそれも面白かったのですが、『BO6』のゾンビモードは『MW3』以前のラウンド型に原点回帰。歴代ファンになじみ深いシステムになっています。
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もちろん武器のレアリティやパック・ア・パンチ、もしくはPERKマシンなどを使用しての武器やキャラクター強化要素は健在。過去にゾンビモードのプレイ経験があれば、違和感なく楽しめると思います。
◆序盤は節約!ナイフによる久々の“なんちゃって無双”
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今回テストプレイしたステージは「LIBERTY FALLS」。飲食店やモーテルが立ち並ぶ、のどかな街を探索していきます。まずはロビーでロードアウトを行い、持ち込む武器を選んでゲームスタート。序盤から使用しても良いのですが……ここはあえてナイフを取り出し、近接メインで戦闘開始。弾の節約を図ります。
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ひとしきり資金を貯めたら、エリア同士を塞いでいる障害物を除去。先のエリアに進みます。テストプレイ時には、入り口右手のエリアを早めに開けるとミステリーボックスがあり、非常に重宝しました。
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また、その近くの建物には2プレートアーマーベストが購入できます。序盤の事故をグッと減らせるため、腕に自信のない筆者にはありがたい限り。厳しさを感じたら積極的に購入するようにします。それほど遠くない場所に3プレートアーマーベストもあったのですが、いかんせん高い……。
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◆安定武器はやっぱりSMG!ショットガンの楽しさも見逃せない
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ゾンビモード全体で使いやすかったメインウェポンは、やはりSMGでした。大量の敵が追いかけてくるゾンビモードにおいて、足が速い・狙いやすい・連射可能の3要素が揃った武器は使い勝手がイイです。
また、本作では序盤から素早い蜘蛛型のエネミーが出現します。そのため、雑魚を蹴散らすのにもってこい。威力に不安を感じ始めたら弾薬MODを付けるのがオススメです。個人的には「凍結」が便利に感じました。
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また、プレイしていて面白かったのはショットガン。対ゾンビウェポンとしてゲームでも映画でも活躍する武器だけに、使用しているときの満足感は随一です。今作のショットガンは「思ったより連射できないけど、思ったより届く」といった印象ですので、敵を排除しやすいでしょう。
もちろん、途中からは武器の強化が欠かせません。本作では武器のレアリティを上げるのに通常の資金でなく「Salvage」という工程が必要になります。時々倒したゾンビが落とすので、しっかり拾っていきましょう。
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とはいえ、パック・ア・パンチと消費するポイントが変わるのはありがたい点。武器強化はゾンビモード中に一番気を使う部分ですので、プレイ中の資金のやりくりがかなり楽になったように感じました。
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◆懐かしくも新しいゾンビモードにワクワクが止まらない!
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その他、ステージ中には足元に電流を発生させる装置や、建物の屋根を移動するジップラインなど、ゲームを有利にするギミックが配置してあります。また、とある建物には番号を入力できる金庫扉があり、このあたりはお馴染みの謎解き要素と言えるでしょう。
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その一方各武器のレベルはマルチモードと共有になるなど、必要に応じて改善が行われています。個人的に驚いたのは、プレイ中のユーザーインターフェース。各種装備のアイコンが『MW3』よりかなり直感的になっていて、見やすい印象でした。
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必要な改良はしっかり加えているラウンド型のゾンビモード。待ちわびた人にとっては、その期待値をしっかりと超えてくれそうな気がしています……! Game*Sparkでは「ゾンビモード」以外にも様々な体験レポートをお届けしていきますので、今後もお楽しみに。
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