9月12日にパッチ2.13が配信された『サイバーパンク2077』ですが、従来のDLSSとFSR2.1、および今回実装されたFSR3の比較動画が公開されました。
DLSS・FSR2.1比でおよそ1.8倍程度のフレームレート向上が見込めるFSR3ですが、描画品質やラグなどやや難があるようです。
フレームレート一気に向上もその代償は大きく…
配信されたパッチ2.13では、AMD FidelityFX Super Resolution 3(FSR3)およびFrame Generationが実装されたほか、Intel Xe Super Sampling 1.3とDLAAおよびDLSS Ray Reconstructionの同時有効化などが実装・可能となりました。
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今回公開された動画は、従来のDLSSとFSR2.1、および今回実装されたFSR3を比較したベンチマーク動画となっています。
動画ではDLSSとFSR2.1ではほぼ同等のフレームレートである一方でFSR3では終始1.8倍程度のフレームレートであることが確認できます。一方で遠方の電飾やネオンサインといった細かな部分の描写などに難がある様子も確認できます。
動画のコメント欄では他にも入力時のラグやフレームペースの不安定さを指摘する声があるほか、FSR3.1の実装を望む声も寄せられています。
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4Kレイトレーシング有効化といった高負荷時にも高いフレームレートを発揮できる一方で、ノイズの発生やラグなどまだまだ課題も多い超解像・フレーム生成技術。今後の更なる改良・改善に大いに期待したいところではないでしょうか?