2024年9月20日(金)~2024年9月26日(木)にGame*Sparkで公開された記事から特に読まれた記事トップ5をご紹介する週刊ゲムスパランキング、略して週刊スパランのお時間です。一週間のおさらいをしたい、忙しいから手早く知りたいという方にもおすすめです!
5位―初代『バイオハザード』実写ムービー出演の俳優が再集結
28年前に発売された初代PlayStationの名作サバイバルホラー『バイオハザード』。海外YouTubeチャンネルの企画上で、同作の実写パートに出演していた俳優たちが再度集結し、改めてオリジナル版をプレイしました。
この動画は、『バイオハザード』シリーズのファンチャンネル「Residence of Evil」が実現した企画です。初代『バイオハザード』のオープニングは、実写俳優を起用したオープニングが特徴的でした。
このチャンネルはいくつか実写俳優を集めた企画を行っており、以前も当時の思い出や出演の経緯などを振り返りながら語る動画が配信されていました。今回の動画は、レベッカ役のリンダ氏を新たに迎えて作られた形となっています。なお、実写オープニングが見られる初代『バイオハザード』は、GOG.comにて復刻配信中です。
4位―『サイバーパンク』シリーズNetflix新作アニメ発表
NetflixとCD PROJEKT REDは、『サイバーパンク』シリーズの新作アニメの制作を発表しました。
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2022年には『サイバーパンク2077』を原作としたスピンオフ作品「サイバーパンク: エッジランナーズ」が公開された本シリーズ。公開された動画では「ふたたび ナイトシティへ」という文言とともに『サイバーパンク』のロゴが描かれています。なお、記事執筆時点ではアニメーション制作スタジオや公開予定日などの詳細は不明です。
3位―「趣味が義務に変わってしまっていた」88歳 “スカイリムグランマ”ゲームプレイ映像投稿から引退
『The Elder Scrolls V: Skyrim(スカイリム)』の実況プレイ動画で有名なShirley Curry氏は、“ゲーム動画の投稿を辞める”ことをVlogで報告しました。
Curry氏とは、2015年からアップロードし始めた『スカイリム』の実況プレイで注目を集め、“スカイリムグランマ(Skyrim Grandma)”の愛称でも知られる御年88歳のYouTuberです。
『The Elder Scrolls VI』で公式にNPCとしての登場が決定するほどの知名度を誇る同氏ですが、YouTubeでの活動開始から9年ほどを迎えた2024年、“趣味でやっていたが、今はもう楽しくなくなってしまった”といい、ゲームプレイ動画の投稿を辞める方針を決定したそうです。
Vlogでは“ある日、動画投稿を義務として感じてしまった”という旨が語られているほか、手術の経過といった、自身の近況などを報告するVlogの投稿は続ける意向を伝えています。
2位―アメリカの映画製作会社「Stellarblade」がSHIFT UPとソニーを訴える
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PS5にて発売されている美少女アクションゲーム『Stellar Blade』ですが、本作の開発元であるSHIFT UPと発売元であるソニー・インタラクティブエンタテインメントに対して米ルイジアナ州に拠点を置く映画製作会社「Stellarblade」が訴訟を起こしたと米IGNが報じています。
「Stellarblade(映画製作会社)」の所有者であるGriffith Chambers Mehaffey氏は2006年から「stellarblade.com」というドメインを所有し、2011年から自身の仕事に会社名を使用してきたと主張しています。
また、Mehaffey氏は『Stellar Blade(ゲーム)』が元々は『Project EVE』という名前であったことを指摘し、2023年1月にゲーム関連の商標登録が行われた後にMehaffey氏も2023年6月に独自に「Stellarblade」という商標を登録し、その1か月後にSHIFT UPに商標の停止命令書を送っています。
Mehaffey氏の訴状には「SHIFT UPとソニーがStellar Bladeまたはそれに類似する名称を使用することを禁止すること」「所有するStellar Bladeの記載がある資料をすべて引き渡すこと」「損害賠償と弁護士費用の支払い」などが求められています。
1位―『パルワールド』の訴訟提起、海外ゲーマーの反応は?
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9月19日に発表され、ゲーム業界に大きな波紋を呼んだ任天堂およびポケモンによる『パルワールド』への訴訟。元記事では、Redditの反応を中心に、海外ゲーマーはどのように捉えているのか紹介しました。
本件は、日本のSNSと同じようにRedditでもたくさんの議論を呼んでおり、スレッドもいくつか立てられています。やはり、海外のゲーマーも任天堂が何を根拠に訴訟したかという点は気になっているようです。これについてはまだ任天堂が訴訟を発表したのみで、ポケットペアにも訴状は届いてないそう。
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一方で特に海外で目につくのは、特許システムそのものに疑問を感じる声が多いこと。ナムコのロード画面中ミニゲーム特許(現在は失効)や『シャドウ・オブ・モルドール』のネメシスシステムが特許により他社が使用できなかったことを根拠に、イノベーションを阻害しているという見方を示すユーザーもおり、ポケットペアを擁護する声も見られます。
逆に、Redditではあまりなく日本のSNSでよく見られるのは、ポケットペア側のコメントに対する批判。コメント内の「そしてインディーゲーム開発者が自由な発想を妨げられ萎縮することがないよう」という部分はインディーゲームを盾にしているとしてインディー開発者などから強い反発を招いていますが、Redditにてそういった意見はあまり見られなかったようです。
今週最も読まれたのは、『パルワールド』についての記事に。現状では訴訟そのものについては一切の情報がないので、噂や憶測を断定せず、今後の展開に注目したいところです。