ターン制SRPGとして進化した『ドルフロ2』!コスプレイヤーに等身大パネルと、見ごたえばっちりなブースを訪問してみた【TGS2024】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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ターン制SRPGとして進化した『ドルフロ2』!コスプレイヤーに等身大パネルと、見ごたえばっちりなブースを訪問してみた【TGS2024】

『ドールズフロントライン2:エクシリウム』ブースにお邪魔しました。

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ターン制SRPGとして進化した『ドルフロ2』!コスプレイヤーに等身大パネルと、見ごたえばっちりなブースを訪問してみた【TGS2024】
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『ドールズフロントライン2:エクシリウム(『ドルフロ2』)』が東京ゲームショウ2024に出展されました。中国で先んじてリリースされ、日本でも話題を呼んでいる『ドールズフロントライン』シリーズの新作ですが、日本ではまだ“どのようなゲーム”か判然としていない方もいるのではないでしょうか。

本稿では試遊を含め、会場に登場した『ドルフロ2』ブースをレポート。シリーズファンはもちろん、『ドルフロ2』で興味を持っている方もぜひチェックしてみてください。

◆ヌルヌル動く3Dモデルに等身大パネルの数々…リリースへの期待が高まる『ドルフロ2』

『ドルフロ2』ブースには戦術人形たちの等身大ポップなどがずらり。『ドルフロ』シリーズでお馴染みのキャラたちが並んでいました。ディティールまで練られた『ドルフロ』らしい世界観がを構築されており、ビジネスデイであっても長蛇の列が出来ていたのが印象的でした。

今回の『ドルフロ2』は前作『ドルフロ』後の世界を舞台としていて、主人公も「軍事企業の指揮官」から「バウンティハンター」と職業が変わっています。別途行われたインタビューで聞いたところ、『ドルフロ』をプレイしていないと分からない前提知識は必要としないので気楽に遊べそう。主人公の相棒枠になっているのは「グローザ(OTs-14)」です。個人的には、『ドルフロ』での推しキャラだったので嬉しいところ。等身大ポップの展示でも中心に据えられていました。

前作『ドルフロ』での「グローザ」

(グローザは銃である“OTs-14”の呼び名でもありますが)『ニューラルクラウド』と同様、『ドルフロ2』ではキャラの名称に関しても銃の名前から人名風に変わっていますので、既存ユーザーは少し混乱するかもしれませんが、覚えやすくなったのではないでしょうか。

コスプレイヤーさんたちもブースに登場し、各キャラに扮した美麗な姿を見せてくれました。こういう2.5次元的な楽しみがあるのも、TGSの醍醐味ですね!


さて、ブースそのものにも心惹かれるものの、試遊にチャレンジしていきます。調整などの兼ね合いでメニュー画面こそ撮影できませんでしたが、3Dとなった戦術人形がこちらを出迎えてくれました。気になる『ドルフロ2』での戦闘は、ターン制の戦略シミュレーションです。マス目ごとにキャラ配置エリアがあり、駒を動かすように自ターンを進めていきます。

遮蔽物を使ったカバーアクションも存在していて、平面的な思考を要求されつつも、3Dならではの「ここにいると射線が通る」という情報も表示されます。注意するべきは「チーム単位のターン制」であるという点。キャラごとに動くのであれば仲間に対して迅速なリカバーに入れますが、こちらのチームが行動を終えた時点で敵が一斉に襲い掛かってくるので、ターン切り替え時の立ち位置は重要。戦略的なゲームとしての難易度は高まっているでしょう。

また、従来の銃撃をベースとするSRPGであれば敵に襲われづらい箇所で待機するのがベターですが、『ドルフロ2』は範囲スキルも多かったためキャラごとにその特性に合った立ち回りが求められそうです。

ガチャ画面は前作『ドルフロ』を想起させる“ヘリコプターでの到着”演出。試しに10連を回してみると、高レアキャラの演出が非常に派手で驚かされます! 「ヴェプリー」が出た際はクオリティの高い3Dで躍動。かなり長尺のムービーが流れたことも衝撃的でした。

今回は試遊プレイとあって、育成や戦略性が重要となる『ドルフロ2』の全てが味わえたわけではありませんが、少なくともSRPGとしての課題や遊びにくさは感じられませんでした。移動や攻撃もスムーズに行われ、戦略性も十分にありそうです。3Dモデルも見ごたえがあり、『ドルフロ2』の世界観にグッと来た方は一度触ってみてもいいのではないでしょうか。


『ドールズフロントライン2:エクシリウム』はPC/iOS/Androidを対象として2024年内にリリース予定です。


《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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