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【TGS2024】重厚かつ複雑なハック&スラッシュの名作が、新規にも遊びやすくリニューアル!『Path of Exile 2』開発者インタビュー

名作ハクスラ、次のステージへ!

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【TGS2024】重厚かつ複雑なハック&スラッシュの名作が、新規にも遊びやすくリニューアル!『Path of Exile 2』開発者インタビュー
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9月27日から29日にかけて開催された東京ゲームショウ2024。様々なタイトルが出展した本イベントにて、アクションRPG『Path of Exile 2』の開発者インタビューが行われました。

11月15日に早期アクセスが開始予定となる『Path of Exile 2』は、Grinding Gear Gamesによる最大6人までの協力プレイが可能な、無料で楽しめる次世代のアクションRPGです。前作から数年後、プレイヤーはダークなレイクラストの世界に戻り、蔓延する穢れを止める術を探すことになります。

インタビューに応えてくれたのは、本作ゲームディレクターのジョナサン・ロジャース氏。長らくファンに愛されている作品を新しくリリースすることに対して、熱い思いを語ってくれました。是非ともチェックしてみてください。



――ハック&スラッシュというジャンルは多くの競合タイトルがありますが、本作の特長やユニークな点はどういったところにあると思いますか?

ジョナサン・ロジャース氏(以下、ジョナサン):象的な点はカスタマイズです。外見もそうですが、スキルのコンビネーションもユニークです。

前作『Path of Exile』の時点でビルドは100を超えていました。『マジック・ザ・ギャザリング』みたいに、プレイヤーが自由に組み替えて遊べるようにしたかったんですよね。

クローズドベータテストでは、開発側が想定しなかったビルドも見つかりました!

――前作から進化させた部分、また前作から変更せずに大事にした部分はどこですか。

ジョナサン:『Path of Exile 2』を作らねばと思った理由は、前作の戦闘システムがアクションゲームとしてはそこまで良くなかったと気づいた点にあります。ルートゲームとしては面白かったんですけどね。

なので、今作は初めからアクションゲームとして面白くなるように作り直しました。モーションなどにもこだわってます。

――前作は10年以上運営され、システムの複雑化などにより初心者には少し難解な部分も見受けられる作品でしたが、本作では初心者層やライト層に対してどのような配慮がされているのでしょうか。

ジョナサン:私たちは複雑な点を減らし、深みは残していこうと決めて本作を作り始めました。ビルドはたくさんあるけれど、まずはおすすめ機能を使って欲しいと思います。

おすすめというのは、比較的有用なスキルジェムを勝手に選んでセットしてくれる機能のことです。前作では全部のクラスのスキルが一緒くたに表示されていたのが、今作はクラスごとになっています。

スキルを選ぶときにも、動画でどんなスキルかわかるようになっているので、そちらも見てみてください。

――シナリオの導入やフックについて教えてください。主人公はどういった意図でこの大陸にやってくるのでしょうか?

ジョナサン:今作もレイクラストという大陸が舞台で、時間軸としても前作の後になります。主人公たちはそれぞれに出自はあれど、皆が無実の罪を着せられ、絞首台に一列になって拘束されています。

そのうちから一人を選ぶとそいつは逃げ出すんですが、なんと他の主人公たちは床板が外されて全員処刑されてしまいます(笑)。

最初の章こそ、新しい舞台がどんな場所かという説明が入りますが、2章からはスペクタクルが待っていますので、お楽しみに!

――課金要素はどうなっていますか?

ジョナサン:基本は前作と同じでコスメティックです。また、今作は前作で買ったコスメティックをすべて持ち越すことができるし、なんなら今作で買ったコスメティックを前作に持ち込むこともできます!

我々は前作と今作のファンの間に亀裂を生みたくありませんでした。なので、どちらでも同じアイテムを使えるようにしたのです。

――具体的なリリース日を教えていただけますか?

ジョナサン:早期アクセスは11月15日からです。正式版は、コミュニティからのフィードバックを受けながら作っていくので、しばらくお待ちください。

――本作がリリースされるタイミングでのゲームのボリュームはどれくらいになるのでしょうか。

ジョナサン:早期アクセスでもゲームの大部分は遊べるようにしました! エンドゲームもしっかり作りこんでいます。アクトについての詳細も今後発表予定です。

やはり、前作のファンはエンドゲームを愛してくださってますし、その点が適当だと厳しい意見をいただくこともあるので、今作も最初からエンドゲームについては気合を入れて作っています。

――前作からのファン、そして本作からプレイを始めようとするプレイヤーに対して、コメントをお願いします。

ジョナサン:前作からのファンの皆さん、我々は『Path of Exile』の世界を壊しません! それとともに『Path of Exile 2』の深さも保証します。また、今作からのユーザーの皆さんに言いたいのは「あまり恐れないで」ということです。少なくとも前作よりはシンプルです……(笑)

まずはおすすめ機能を使って遊んでいただいても充分面白いですよ。11月15日のアーリーアクセスを楽しみにしていただけると嬉しいです。


ハクスラの歴史に新たな1ページが刻まれようとしている……! 『Path of Exile 2』は、PS5/Xbox Series X|S/PC向けに11月15日より早期アクセスを配信する予定です。

《各務都心》

各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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