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10月3日にSteam早期アクセスを開始したばかりの『Wizard of Legend 2』が、発売直後にトレンド入りするもわずか1日でSteamの評価は「賛否両論」となっています。
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『Wizard of Legend 2』は2018年リリースの魔法アクションゲーム『Wizard of Legend』の続編にあたり、オリジナルのデベロッパーContingent99指導のもとDead Mageが開発を担当。高評価を得た前作にさらなるアクション要素と鮮やかな3Dビジュアルを追加し、早期アクセスの時点で2人の協力プレイ機能を実装。正式版では最大4人のパーティプレイもできる予定です。
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オリジナル開発元の監修付きということもあり、発売前からファンの期待値が高まっていた本作ですが、10月4日の時点で評価は「賛否両論」、SteamDB上でのプレイヤー数も、ゆるやかとはいえ右肩下がりの数字に。その否定的なレビューの多くは「前作とは似ても似つかない。続編を求めているなら買わないほうがいい」というのが理由になっています。
悪くはない…がおすすめもしない、ユーザーの微妙な反応
しかし同様に「おすすめしない」ネガティブなレビューでも、よく読むと
「デモ版の時よりだいぶ改善され、開発はユーザーフィードバックを努力して取り入れているので、どんどん良くなるとは思う」
「ゲームのフィーリングはとてもいい。オンラインでマルチプレイできるようになったのも大きなポイント。ただ25ユーロ(約4,000円)の価値はない」
といった、“箸にも棒にも掛かからない”ような駄作とまでは言えないし、今後の改善と発展には十分期待はできて光は見えそう…だが、「前作からの正統派進化を遂げた続編」という期待値からはあまりにも離れてしまったゆえの、がっかり感が伝わる内容が多く見られました。
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正式リリースまでに果たして挽回できるのか、「前作とは確かに違うが、これはこれで十分価格に値する面白さ」とユーザーを納得させられるのか、今後の改善に注目です。