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【吉田輝和の絵日記】バレたら吊し上げ!?宇宙人が正体を隠して地球で農作業ライフを送る『Shinehill』

今回は、Peach Biteが贈るPC向けタイトル『Shinehill』をプレイ!

連載・特集 プレイレポート
【吉田輝和の絵日記】バレたら吊し上げ!?宇宙人が正体を隠して地球で農作業ライフを送る『Shinehill』
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今回は、Peach Biteが贈るPC向けタイトル『Shinehill』をプレイ!本作は、地球人に擬態した宇宙人が、正体を隠しながらダンジョン探索や農作業をし、地球の住民たちと交流を深める農業シミュレーションです。

この絵日記でも『牧場物語』シリーズや『Stardew Valley』といった農作業要素のあるゲームをお届けしていましたが、このジャンルで宇宙人の主人公は珍しいのではないでしょうか。まあ僕の場合は、主人公が宇宙人でも地球人でも引きこもりプレイになるわけですが!

◆人間のガワを被っていざ地球へ!

緑色の宇宙人は、奴隷のような労働環境にウンザリしながらも、地球での調査に向けて準備を始めていた。宇宙でもブラック企業ってあるんだな。

なるほど、地球人を模したボディを使用して現地調査するのか。そりゃ全身緑色の河童みたいなフォルムだと、宇宙人ってモロバレだもんね。

宇宙人から見ると地球人の見た目はとても醜いようだ。

主な任務は、地球が定住に適しているのかを判断するため、地球上の生物や資源の調査だ。その際に、地元住民との接触は最小限に留めておかねばならないらしい。

地球へ向かう途中、隕石群の衝突によって地球に墜落してしまった。

宇宙人が目を覚ますと、そこは地球の病院だった。地球人のボディに入っているけど、色々検査をされたら宇宙人だってバレちゃいそうだ。宇宙規模のブラック企業なので、正体がバレた場合のペナルティは重そうだ。やばい……!

新たに病室にやってきたのは、“シャインヒル”と呼ばれているこの場所の市長だ。古い家を最近買い取ったルーさんという人物がいるらしく、宇宙人はその人と勘違いされているようだ。

本物のルーさんには悪いけど、これでスペースブラック企業のペナルティを回避できそうだ。

◆農業SLGと言えば、まずは自宅の周りの整備!

ここが宇宙人あらためルーの購入した古い家だ。壁はヒビ割れているし、ゴミは放置されていて、木や草や石がゴロゴロしているボロ農場なので、まず最初の仕事は自宅周りの整備だ。

宇宙船も失ってしまって身一つの状態なので、地元住民との接触は最低限にするなんて言ってはられない。生きていくためにある程度の協力が必要だろう。とりあえず村に行ってみよう。

これまでおじさんキャラしか登場していなかったので、これが初の若者との遭遇だ。フィールド上に表示されているドットキャラクターは可愛らしい感じだけど、アイコンのグラフィックはめちゃイケメンじゃん!海外産のゲームにありがちなバタ臭さもなく、日本人から見ても違和感がないどころか、かなり好みのキャラクターデザインだ!

女性キャラクターも可愛い!可愛いんだけど……なんだかさっきから会話の内容に違和感があるな。

日本語翻訳はされているものの、かなり機械翻訳っぽくてキャラクターごとの個性が掴み辛い。しかし、宇宙人である主人公が翻訳機を通して会話していると脳内変換してみると、気にならないどころか妙に感情移入できるようになった。読者の皆様もそんな感じでお楽しみください。

自宅周りに生えている木はオノで切り倒し、石やゴミはツルハシで砕くと、それぞれ素材アイテムが手に入る。これらのアイテムは自宅や設備の修理に使用する。畑の水やりは、最初から最大6マスまで水を撒けるし、水を補充しなくていい無限じょうろなので楽だなあ。

夜になると広場で歓迎会が行われた。どうやらルーとして、この村で上手くやっていけそうだな。お酒も飲んでフワフワした気持ちで帰宅すると……家の前に誰かいるぞ?

彼が本物のルーなのか。やっべ……。

……。

ゴンッ!

はぁ、はぁ……。

◆正体がバレたら吊るされちゃう!

自宅や村以外にも、ビーチや森、さらに森の奥にあるダンジョンなど、複数のエリアが用意されている。釣りは水がある場所ならどこでも行えて、釣り場に応じて釣れる魚も変化する。

村の外の森には野生動物などの敵キャラクターが徘徊しており、農具を剣に持ち替えて戦う。倒すと経験値やアイテムが手に入るぞ。

村はずれの掲示板では、住民からの依頼を受注できる。釣りや戦闘で手に入れたアイテムを納品するとお金や友情ポイント、変装ポイントが手に入る。友情ポイントはその住民からの好感度を表している。変装ポイントは一定以下になると住民たちから疑われ始める。

そしてさらに下がり続けると、住民たちに正体がバレて吊るされてしまうのだ。変装ポイントは毎日下がるので、住民の依頼を定期的にこなしてポイントを稼がなければならない。なんて緊張感のあるスローライフなんだ。

とは言っても、普通にプレイしている分にはすぐに下りきることはないので、そこまで気にする必要はなさそうだ。行方がわからなくなった宇宙船を見つけないといけないんだけど、それまではのんびりスローライフを楽しもう。

集めたアイテムを使って料理をするのもいいだろう。僕のおすすめ料理は、その辺で拾える果実と店売りの砂糖で作れるジャムだ。手軽に作れる割に買取価格が高いんだよね。

そうそう、本物のルーがどうなったかというと……

今も自宅の裏の洞窟で元気に暮らしているよ!

船には記憶を消す装置があったはずなので、それを見つけたら記憶を消して解放するからそれまで洞窟暮らしを続けていてね!


現在は10時間ほどプレイしています。本作はまだ早期アクセスなので、開発中で先へ進めないダンジョンがありました。そこまでたどり着くのに大体6時間ほどでした。

僕は同ジャンルのゲームをプレイする時、農場経営を優先して住民との交流を疎かにしがちなのですが、本作は正体を隠すために交流するといった動機があるので、珍しく住民とコミュニケーションを取っていました。

主人公のレベル要素はありますが、農具などにはアップグレード要素はなく、割とシンプルな作りになっています。所持品数の拡張も比較的低コストで行えるし、シンプルさ故の遊びやすさがあったと思います。

ストーリーとしてはまだ途中ですし、テキストも機械翻訳的なぎこちなさはありますが、今後の展開も含めて楽しみな一本です。皆さんもぜひ正体をバラして吊るされてみてください!

『Shinehill』はPC(Steam)向けに配信中です。


SILENT HILL 2(サイレントヒル2)
¥7,018
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《吉田 輝和》

おじさんの絵を描くおじさん 吉田 輝和

20年近く趣味でおじさんの絵(自画像)を描いていたら、いつの間にかおじさんの絵を描く仕事をするようになったおじさん。「吸血鬼すぐ死ぬ」や「からかい上手の高木さん」など数多くの漫画に、自分でも知らない内にモブとして登場している。 現在はGame*Sparkや他メディアでおじさんの絵やゲームの絵日記を連載中。お仕事の依頼は吉田輝和ツイッターからどうぞ。

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