テック系を主に扱う「Moore's Law Is Dead」によれば、Nvidiaの次世代GPU「RTX 5090」の価格に関して1,999ドルから2,499ドルでパートナーと交渉中であるとの情報を報じています。
日本円換算で驚きの50万越えも視野に入る怪物級となるかもしれません。
価格前モデルよりさらに上昇、性能・消費電力・価格いずれも怪物級か?
今回の情報によれば、現在Nvidiaはパートナー企業と価格など含めた交渉を行っている最中で「RTX 5090」が1,999ドルから2,499ドル、「RTX 5080」が1,199ドルから1,499ドル、「RTX 5070」が599ドルから699ドルであるとのこと。
「RTX 5090」を日本円に換算すると安くても30万円、高くて50万円越えとなる設定となっており、また、為替相場や需給状況などによってはさらに高い価格となる可能性も考えられます。
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なお前世代機である「RTX 4090」は希望小売価格1,599ドル(日本での価格298,000円)、「RTX 4080」は899ドル(日本での価格164,800円)、「RTX 4070」は599ドル(日本での価格83,980円)からとなっており、「RTX 5070」「RTX 5090」「RTX 5080」とも前世代機より高くなる見込みです。
「RTX 5000」番台では3モデルにおいてGDDR7メモリを搭載、最上位となる「RTX 5090」はこのメモリを32GB搭載するほか、新PCB技術「バックドリル」を採用するなど次世代に相応しいパフォーマンス向上が図られてるのが特徴。
一方で、性能に比して消費電力も増加しており「RTX 5080」で400W、「RTX 5090」で600Wに達するとの報道もあり、性能・消費電力・価格ともに怪物級となるのはほぼ確実とみられます。
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この「RTX 5000」番台に関しては来年1月に開催予定のCES 2025にて発表される見込みで、年明けに相応しい待望の次世代GPUの話題に注目が集まることとなりそうです。