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クリア率1割!?『ウィザードリィ外伝 五つの試練』東京ゲームショウ用特別シナリオ「ゴブリンの巣」に挑戦してみた【プレイレポ】

ニンテンドースイッチ版は1月30日発売!

連載・特集 プレイレポート
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クリア率1割!?『ウィザードリィ外伝 五つの試練』東京ゲームショウ用特別シナリオ「ゴブリンの巣」に挑戦してみた【プレイレポ】
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2025年1月30日、ついにニンテンドースイッチ(パッケージ・ダウンロード)版が発売を迎える3DダンジョンRPG『Wizardry外伝 五つの試練』。先日開催された東京ゲームショウ2024のハピネットブースにて展示させていただき、さまざまな方に試遊いただきました。

実は、出展されていたビルドはイベント用に用意された特別なシナリオ「ゴブリンの巣」が遊べるものでした。そこで本記事では、TGSへ行けなかった皆様のために同シナリオに挑戦したプレイレポートをお届けします。

クリア率なんと1割!?

イベントでサクッと遊べるように設計されたこのシナリオは、ゴブリンの巣窟となっているダンジョンを奥深くまで進んでいき、帰ってこなくなった行方不明者を助けること。イベントでは一回のプレイで15分の制限時間が設けられていました。

イベントでのシナリオクリア率は1割程度だったようです……。

流石にゲムスパ紙面でクリアできないわけにはいかないだろうということで気合を入れていきます。

会場と同じ雰囲気を味わうために、まずは会場にあったのと同じ説明紙を見てみましょう。重要ですよ。

酒場で戦士・侍・僧侶・盗賊・魔法使い・ビショップの6人パーティをセットしたら、さっそくダンジョンに入ります。説明紙の通りこのシナリオでは既に存在しているキャラクタを使うことを想定されています。実はこのシナリオのために十分なレベルや呪文も揃っていたりします。

ここで下手に自作キャラだけでパーティを組んだり、説明を無視して少数でパーティを組んだりすると…ボスに辿り着くことすら難しいようです。ゲームオーバーポイントその1

そうしてダンジョンに入ります。ただし街に戻って回復することはできないようです。時間制限もあるので進むしかないようです。

ダンジョンですぐに待ち構えていたのは、ひとつの扉。右のスイッチを押すと歩いたところがみられるミニマップが起動するようです。方向転換やインタラクトといったDRPGらしい独特な操作に慣れるためにはちょうどよい場面です。Steam版がすでにコントローラー対応しているため、スイッチでももちろん操作性は問題なく、快適にダンジョンを探索できます。 

次の部屋に向かおうとすると、ガイドメッセージが。戦い方の指南になっており、弱い敵は前衛の戦士・侍・僧侶などにまかせて、強い敵と全力で戦う際は魔法使いやビショップも呪文で参加して全員で攻撃をしようとのことでした。DRPG初心者にも大変わかりやすい説明です。

初めての接敵です!相手はネズミということもありそれほど強くないため、先ほど学んだ前衛に殴ってもらう戦法で応戦し、簡単に勝利しました。

なお、ネズミの姿は影のようになっておりはっきり見えませんが、ガイドにて「僧侶にネームモンスターズの呪文を唱えさせよう」と出てきます。これを唱えれば、相手の姿が詳細に見えるようになりますよ。

歩みを進めると、突如宝箱が!めっちゃ怪しい! そんな宝箱は、盗賊に調べさせましょう。罠の有無を調べたり、あった場合に解除させたりできます。ただし、これらは確率で判定されるため、罠の調査結果が間違っていたり、解除に失敗したりすることもありえるでしょう。

無事開封すると、中からは謎の薬瓶が……。こんなときは、ビショップの出番。ビショップはアイテムを識別する能力を持っており、調べさせると傷薬であることがわかりました。このように、状況に合わせて役割の異なるキャラを使い分ける体験は楽しいですね。

進んでいくと、いよいよゴブリンに接敵します。ひとくちにゴブリンといっても、通常のものからより強いホブゴブリン、呪文を使うゴブリンシャーマンなど、彼らも得意とすることが異なります。

序盤は前衛だけでも倒せたゴブリンたちですが、奥深く進むほど苛烈に……! 高耐久のゴブリンプリンスに深手を負わされ、ゴブリンシャーマンに眠らされ……と踏んだり蹴ったり。あとで聞いたら魔法使いの全体攻撃呪文「サンダー」一発でプリンス以外はだいたい全滅するのだとか……。

なんとか辛勝するも、呪文を温存しすぎたうえ、慎重に進みすぎてイベントの制限であった15分を過ぎてしまいました。無念。

イベントであればここで終わりでしたが……クリアまでやりたい!ということで再チャレンジさせていただきました。

とはいえ、先の戦闘では3人も死んでしまった……。でも、このシナリオは一旦退くことはできない……。仕方ない、最後に待ち構えるボスに殴られて終わろう。そう途方に暮れていた最中、謎の落とし戸を発見します。

入ってみると……い、泉だぁー! 泉では死亡を含むすべての状態異常が解除され、HPや呪文使用回数もリセットされます。めちゃくちゃ嬉しい。戦力温存の必要なんてなかったんや……!これで、ダンジョンボスの「ゴブリンキング」と思う存分戦えます。

ゴブリンキングは、これまでのゴブリンたちとは比べ物にならないくらいの強さ。スピードが早い上に非常に強力な呪文も放ってくるため、正攻法で倒すのは困難です。ではどうすればよいのか?というと、ダンジョン内で手に入れたスピードアップ指輪を僧侶に装着し、呪文を一定ターン封じる「サイレンス」を唱えることでゴブリンキングを封じることができます。

ちなみに説明紙の右下やゲーム内で繰り返し行われてるゴブリンキングについての説明を無視すると……本気で全滅します。大体平均寿命2ターン。ゲームオーバーポイントその2

「サイレンス」さえ決まればあとはこっちのもの。HPに気をつけながら、1体ずつひたすら殴り、見事撃破に成功しました!呪文ならここもあっさりだそう。またあまりに時間を掛けると「サイレンス」の効力が切れてしまうこともあるようです。 いずれにしても単純に高レベルが必要な敵もやりごたえがありますが、今回みたいな謎解きのようなギミックで攻略するボスも楽しいですね。

「ゴブリンの巣」シナリオは、『ウィザードリィ外伝 五つの試練』のダンジョン探索をサクッと楽しめるシナリオでした。基本的な流れは探索と戦闘を繰り返すシンプルな流れですが、突然強い敵に襲われることもあり、スリリングな冒険でした。

制限時間を除けば難易度はそこまで高くなく、道もほぼすべて一本道で、丁寧なガイドによって『ウィザードリィ外伝 五つの試練』のイロハを学びながら楽しく攻略できました。制限時間についても実は呪文をきちんと使えば十分すぎるのだそう。

本作でダンジョンを突破するためには、常に仲間のHPや状態を見たり、相手の性質を見極めながら効果的な策を探るのが重要でした。また道があるからといってガツガツ進むのではなく、次の部屋に超強い敵がいるかもしれない……という想定をしながら万全の状態で挑む緊張感も意識できました。

本シナリオのメッセージは比較的親切に教えてくれるものでしたが、攻略の鍵はさまざまなメッセージから読み解くこともできます。ぜひ、慎重に一歩一歩進む「じっくり楽しむ冒険」を、いつでもどこでも遊べるニンテンドースイッチで味わってみてください。

『ウィザードリィ外伝 五つの試練』は、ニンテンドースイッチ向けに、パッケージ版・ダウンロード版ともに1月30日発売予定。PC(Steam)版は好評発売中です。


《みお》

超雑食の若年ゲーマー みお

2021年3月よりフリーでゲームライターをしています。現在はGame*SparkとIGN JAPANで活動し、稀にINSIDEにてニュース記事を執筆しています。お仕事募集中。ゲームの趣味は雑食で、気になったものはクラシックゲームから新しいゲームまで何でも手を出します。主食はシューター、ADV、任天堂作品など。ジャンルやフランチャイズの歴史を辿るのも好きです。ゲーム以外では日本語のロックやアメコミ映画・コメディ映画、髪の長いお兄さんが好きです。

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