It's true...
byu/Junk-Store inJunkStore
Junk Store Teamは、Steam Deck向けランチャーアプリ「Junk Store」のSteamストアページが削除された理由について、Valveに問い合わせた結果を海外掲示板Redditにて報告しました。
他社ストアのゲームをお手軽にSteam Deckへ導入できるアプリ、Steamストア参入ならず
Steamのゲームが遊べることで知られている携帯ゲーミングPC「Steam Deck」。OSがLinuxを元にしたSteam OSであるため、Linuxのゲームに対応しているのはもちろん、Windows向けゲームについては、互換レイヤー「Proton」を通したうえで対応している状態です。
中にはProtonでも対応しきれないWindows向けゲームもありますが、Steamストア外のゲームも、ストア内ゲームよりは手間はかかるものの、Steam Deckでインストール・プレイが可能となっています。
それゆえ、Epic GamesストアやGOG.com等の他社ストアのゲームのインストール・起動を簡単にするアプリは需要があり、「Junk Store」もそのひとつです。しかし、有志開発のプラグイン提供ソフト「Decky Loader」をインストールし、そこからさらにインストールするという、初回導入の手間がありました。
そこで2024年10月11日に本アプリのSteamストアページが公開され、導入がこれまでより簡単になる…かと思われましたが、わずか5日ほどでページが削除。Junk Store Teamが、本件についてValveに問い合わせたところ、「“Junk Store”にはSteamがサポートしていない機能がある」といい、詳細な説明として「Steamでは、プレイヤーやコミュニティに害を及ぼす可能性があるとして、Steamクライアン・コード、挙動、インターフェイスを改造するアプリは公式にサポートしていない」との回答を貰ったそうです。
Junk Store TeamはValve側の懸念を理解・対処できることを伝えたものの、「アプリの目的に加え、Steamとどのように連動するかという性質上」を根拠に“Steamストアでのリリースが不可能である”という旨の返答が来たといいます。
なお、Junk Store Teamは「休憩が必要だ(we need a break)」としつつも、本件に関する今後の対応について執筆時点では明言していません。