【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ

たまには警察側で遊んでみませんか?

連載・特集 プレイレポート
【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ
  • 【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ
  • 【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ
  • 【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ
  • 【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ
  • 【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ
  • 【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ
  • 【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ
  • 【Steam Nextフェス】80年代アメリカの警察官になって銀行強盗に対処したり駐禁を切ったりしよう!アクションシム『The Precinct』体験版をプレイ

2024年10月22日まで「Steam Nextフェス2024年10月エディション」が開催されています。本イベントはSteam上で行われるオンラインイベントで、多くのゲーム体験版の配信や開発者によるライブストリーミングが行われています。しかし期間限定の体験版も多く、気になっていたゲームでも味わい切れるかがハードコアゲーマーとして悩ましいところ。

本稿では警察となって犯罪と戦うアクションシミュレーション『The Precinct』の体験版レポをお届け。80年代を舞台に、“映画やアメリカドラマなどで観てきた警官”になりきれる本作の模様をお伝えしていきます。


本作は、治安が悪くマフィアや汚職が蔓延る世界を“警察として体験する”ゲーム。台詞の言い回しが非常に“80年代の警察モノ”っぽいという点です。主人公は「アヴェルノ・シティ」の警察署に配属されたばかりの新人警官。出迎えてくれたのは、「いかにも」な柄悪そうな先輩警官たちです。「おむつの取れてない新人のお守りなんてゴメンだね!」とばかりに口悪くもてなしてくれます。

主人公はかつて殉職した前警察長の息子であり、父の死について何か思うところがある様子……。贔屓こそされませんが、徐々に同僚たちと仲間になる展開になるのでしょう。

ビジュアルは昔の見下ろし型だったころの『GTA』を彷彿とさせる建付けですが、立場が違います。なんせこちらは警察官、治安を守る側なのです!警察としての初仕事はホットドック屋に連れて行ってもらう所から! 運転を兼ねたチュートリアルですが「アメリカのテンプレ警官っぽさ」がすごくいい感じです。先輩のケリーと話しながらホットドックを食べていると緊急連絡が入り、銀行強盗事件に対処することになりました。いきなりの大事件です!

銃撃戦も見下ろしで行われるものの、エイムなどはしっかりと機能していて「狙いを定めて撃つ」ことが出来るのはいいところ。ヘッドショットも狙えます。逃亡する犯人を追うカーチェイスでは、銃撃だけにとどまらず警官らしいスキルが用意されていました。ゲージをためることによって「パトカーの増援」「車をパンクさせるスパイクを敷いてもらう」など、物量に任せた“国家権力な戦法”が取れるのです。

そして犯人を確保! ゲームを遊んでいると捕まるばかりだったので、こちらが手錠をかけるというのが新鮮ですね。「おらっ!ぼさっとしてないで早く歩け!」と言いたくなる筆者は警官に向いてなさそう。

そしてデスクで事務作業をして、1日が終わります。次の日に待っているのはマフィアの抗争か連続殺人事件か、そんな風に思っていると、先輩に「駐車禁止をとりしまりに行くぞ」と言われました。この「警察の日常」がかなり緻密に作られていて、「歩道に乗り出して止まっている車」「駐車メーターを超過してる車」「消防設備の前に駐車してる車」など、かなりリアルな警察ライフが展開されます。

リアルなのは駐禁の切符を切ることだけではありません。犯罪の程度にって「こちらの取っていい手段」が変わります。

落書き犯なんかを射殺するのはもちろんダメ。逮捕しても「やりすぎ」と言われます。罰金だけで済ませるべきだとか。捕まらないように逃げる犯人に静止の言葉を投げかけ、立ち向かって警棒を取り出して制圧する。そんな日々の中で、急に大犯罪が起きてヘリコプターによる追跡劇となったりもします。本作のウリはこの「日常」と「事件」のギャップかもしれません。

警察とは、いつも犯罪現場の最前線に立つ存在。誰よりも早く非日常へと踏み出してくれる職業です。体験版はそこまで長くないものの、“アメリカテイスト溢れる警察”を体感できます。まさしく警察シムな『The Precinct』、ノワールな世界を警察視点から味わってみるのも楽しいものでしょう。

《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

+ 続きを読む
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top