【Steam NEXTフェス特集】“ゲゲゲな世界”の一般人として妖怪から逃げ回れ!協力型脱出サバイバル『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』で牛鬼の潜む日本家屋からの脱出を目指す | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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【Steam NEXTフェス特集】“ゲゲゲな世界”の一般人として妖怪から逃げ回れ!協力型脱出サバイバル『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』で牛鬼の潜む日本家屋からの脱出を目指す

ラストには鬼太郎も登場。

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【Steam NEXTフェス特集】“ゲゲゲな世界”の一般人として妖怪から逃げ回れ!協力型脱出サバイバル『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』で牛鬼の潜む日本家屋からの脱出を目指す
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2024年10月22日まで「Steam Nextフェス2024年10月エディション」が開催されています。本イベントではSteam上で行われるオンラインイベントで、多くのゲーム体験版の配信や開発者によるライブストリーミングが行われています。

本稿では『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』体験版のレポをお届け。「ゲゲゲ」の名前からわかる通り、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」を原作にした協力型脱出サバイバルです。水木しげる先生の描く原作にインスパイアされたという「濃淡の強い白黒の世界」で、一般人として妖怪から逃げ切るゲームとなっていました。

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さて、ゲームを始めるといかにも水木しげる作品に出てきそうな「サラリーマン」がプレイアブルキャラとして表示されます。巻き込まれた犠牲者感が凄い! 残念ながら今回はこの一種類のみが選択可能でしたが、製品版ではさらに多くのプレイアブルキャラが登場するでしょう。

今回は妖怪「牛鬼」が潜む結界の中からの脱出を目指します。アニメでも原作漫画でも猛威を振るう妖怪「牛鬼」が潜む日本家屋で「清められた刀で鎧を6つ壊し、結界を破って逃げる」のがクリア条件となります。鬼太郎は結界内に入れず、脱出手段やアイテムなどでサポートしてくれている様子。

しかし刀は呪われているため浄化する必要があり、浄化のための霊水は屋敷の中庭にあるため発見リスクも高いわけです。さらに(感づかれなくとも)牛鬼に近づくと「呪いゲージ」が蓄積され、半妖となってしまいます。この状態では定期的に叫び声を上げてしまうため、牛鬼を引き寄せることに。仲間にお札を貼ってもらうほか、鏡の前でお札を使うことでこれは解消されます。半妖でなくとも呪いゲージを減らすことができるので、お札は重要アイテムですね。

協力プレイでは牛鬼を翻弄する役割分担が必須。牛鬼に襲われたプレイヤーを助け起こすのはもちろん、他プレイヤーが牛鬼に見つかりそうになっているときにあえて囮になったり、牛鬼の位置を指示したりもします。

一か所に留まるならわりと安全ですが、クリアのためには6つの刀と鎧を探索しに行かねばなりません。日本家屋には地下室や2階があり、真っ赤な部屋やお札の部屋、さらには日本人形が大量に置かれた部屋など、不気味な世界を探索していきます。妖怪「釣瓶落とし」も突然落ちてきたりと、「ゲゲゲの鬼太郎」ならではのホラーな世界観を存分に味わえました。

牛鬼に全滅させられた際のゲームオーバー画面はかなりおどろおどろしく、非常に良い感じ! これから殺されてしまうんだ……という恐怖を味わえて、実に良い味を出しています。

さて、順調に刀を清め結界を壊すとついに脱出です。牛鬼に筆者も襲われたりしましたが、体験版でありつつも既にやり込んだであろうプレイヤーに助けてもらいつつ、無事に結界を壊すことができました。

そして脱出すると、牛鬼の前に見覚えのあるちゃんちゃんこ姿の少年が……。結界を破ったことで、鬼太郎が牛鬼の前に現れたのです。我々一般人が逃げるしかなかった牛鬼を華麗に葬ってくれました!

『ノロイカゴ ゲゲゲの夜』体験版は“水木しげる世界での妖怪の恐ろしさ”を感じられ、楽しめる仕上がりとなっていました。ただ体験版というのもあり、4人に対して牛鬼が1体というのは、プレイスキルがあるメンバーが仲間にいると役割として浮いてしまうと感じる点も。これは製品版で追加が期待されるプレイアブルキャラの数などで解決することでしょう。牛鬼以外の妖怪も楽しみになりますね。

しかし「人間の手によってなんとか現状を打開してくれ」という始まりはいかにも「ゲゲゲの鬼太郎」らしい展開で心躍ります。鬼太郎という要素がなくても“日本家屋でのホラー演出”が映えているのも評価に値します。恐怖はもちろんありますが、それと同じくらい“不気味さ”が味を出しているホラー作品です。気になった方は、ぜひチェックしてみてはどうでしょうか。



《高村 響》

ゲームライター(難易度カジュアル) 高村 響

最近、ゲームをしながら「なんか近頃ゲームしてないな」と思うようになってきた。文学研究で博士課程まで進んだものの諸事情(ゲームのしすぎなど)でドロップアウト。中島らもとか安部公房を調べていた。近頃は「かしこそうな記事書かせてください!」と知性ない発言をよくしている。しかしアホであることは賢いことの次に良い状態かもしれない……。

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