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10月22日、NetflixがTeam Blueの名で知られる、米カリフォルニア州のAAAゲームスタジオを閉鎖したことが明らかになりました。
Netflixはゲーム事業に参入して以来、複数の開発スタジオを傘下に抱えていますが、このTeam Blueは2022年にBlizzardから『オーバーウォッチ』のExecutive producer・Chacko Sonny氏を、わずか18カ月前となる2023年4月には長年『Halo』のクリエイティブリーダーを務めたJoesph Staten氏と『ゴッド・オブ・ウォー』の総合アートディレクター・Rafael Grassetti氏と3人の大物が採用され、注目を集めていたスタジオです。
このスクープを最初に報じた海外メディアGame Fileによれば、2024年10月の時点でこの3人に加え、他の多くのスタッフが職を失ったことが確認されています。
ゲーム事業はモバイル中心に今後は展開か?
突然のスタジオ閉鎖の理由は現時点では明らかになっていませんが、Team Blue以外にも世界中に買収したものも含め、複数のゲーム開発スタジオを構えており、Netflixのゲーム事業撤退を意味するものではないと、THEGMAERは推測しています。
Team Blueが取り組んでいたと思われるAAA級タイトルに比べ、自社の人気コンテンツをベースにしたモバイルゲームやSNSプラットフォームのカジュアルゲーム開発は「好調な成長を続けている」としており、こちらにより注力していくのかもしれません。