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TGSでは毎年ネットカフェに泊まっています。PCがあるので仕事もやりやすいんですよね。「ネカフェで寝てたら体力回復しなくない?」なんてよく心配されますが、会場までのアクセスもいいし、シャワーもあるので、一泊の宿としては不足がない……とまでは言えませんが、まあまあ快適に過ごせています。
初日にカリプソメディアのブースでもらった『コマンドス オリジンズ』のTシャツ(XL)のおかげで安眠できました。
◆仲間の見た目バリエーションが豊富で嬉しいな!『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』
最初にプレイするのは、スクウェア・エニックスが贈る『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』!本作は、1988年にファミコンで発売された『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』を、ドット絵と3Dが融合したグラフィック表現“HD-2D”でリメイクした作品だ。
今回の試遊では進行状況が異なるセーブデータが複数用意されており、ゲームの冒頭部分やシャンパーニの塔の攻略、新要素のモンスター・バトルロードなどがプレイ可能だった。まずはオープニングからプレイしてみようかな。
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お馴染みの性格診断だ!質問に対して「はい」「いいえ」で回答し、質問後のイベントを経て性格が診断される。
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SFC版でも同じようなこと言われてた気がするな……。性格診断が終わればいよいよ本編の開始だ。
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勇者の母の回想から始まった。勇者がまだ幼いころ、夫のオルテガ家族を残して旅立っていくシーン。夫の消息が途絶えたことを知ったシーンを思い出している。
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重苦しい沈黙の中、祖父が「……時間じゃな」と告げると、勇者の母は重い足取りで勇者を起こしに部屋へ向かうんだけど、勇者の前では努めて明るく振る舞っている。ボイスが追加されたことによって、息子を死地へと向かわせなければならない母親の悲しみがより強く表現されていてグッとくるなあ。
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王様に謁見してしょっぱい支度金を貰い、次はルイーダの酒場で仲間を集めよう。本作では性別の概念がなくなり、「ルックスA」「ルックスB」という呼び名の見た目から選択できる。さらにそこから4種類の見た目と髪色のカスタマイズが可能だ。
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悲壮感のある母と違い、勇者(というかプレイヤーの僕)はハーレムパーティ作りでウッキウキだぜ!
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別のセーブデータを使い、シャンパーニの塔を冒険してみた。コマンド選択時はパーティのグラフィックも表示されているのが嬉しいね。装備している武器がちゃんと表示されているじゃん!
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本作で新しく追加されたモンスター・バトルロードでは、保護したモンスターからメンバーを選出して戦わせることが出来る。新職業である“まもの使い”と合わせて発売が楽しみだ!
HD-2D版『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに2024年11月14日(Steam版は11月15日)に発売予定!
◆杖をカスタマイズしてギミック満載の島々を冒険!『The Eternal Life of Goldman』
次に紹介するのは、Weappy Studioが手掛け、THQ Nordic ジャパンから発売される『The Eternal Life of Goldman』!本作は、Deityなる人物の暗殺依頼を請け負ったおじいちゃんが、群島と呼ばれる神秘的な島々を冒険するアドベンチャーだ。
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横スクロールタイプのアクションで、手描きアートの美しいフィールドを冒険していく。
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本作の肝は、おじいちゃんが持っている杖だ。進行に合わせて杖のパーツが手に入り、杖をカスタマイズしていくことで様々なアクションが可能になる。
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杖に伸縮性のあるパーツを組み込むと、バネのようにボヨヨ~ン!とハイジャンプが出来るようになった。ステージ構成に合わせてカスタマイズしていくのが楽しい。
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フック型の持ち手パーツを使い、気球にぶら下がるおじいちゃん。元気すぎるぜ!
僕は某漫画の「老いてますます健在!」なおじいちゃんキャラが大好きで、キャラクターメイキング要素のあるゲームではおじいちゃんをよく作るし、自分が十代や二十代の頃はそんなおじいちゃんになりたいと思っていた。
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そして四十代になった今では老眼が始まりかけ、若い頃から患っている腰痛もあり、中年にして既に健在ではなくなっている。そんな限界中年の僕とは違って、本作の主人公であるおじいちゃんはかなりの健在っぷりを見せてくれるぞ!
『The Eternal Life of Goldman』は、PC(Steam)/PS5/Xbox Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに発売予定!