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ベセスダ・ソフトワークスの新規IP『Starfield』は賛否両論が飛び交う作品でしたが、もし続編が実現したらどんな仕上がりになるのでしょうか。元ベセスダ・ソフトワークススタッフが海外メディア・VideoGamerに語っています。
前作の経験から学んだ良いゲームになる
これを語ったのは、2021年にベセスダを退社したデザイナーのブルース・ネスミス氏です。同氏が語るところによれば、現在の『Starfield』の立ち位置は初代『マスエフェクト』や『ドラゴンエイジ』、『アサシン クリード』のような作品に似ていて、ベセスダのような大きなスタジオが新規IPを作るときに起こり得る問題点だといいます。
つまり、最初の作品というだけあって荒削りで、それほど愛されていない作品ですが、光るところはすでにあり、見事な続編が生まれうる状態というわけです。
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実際同氏も開発においてそういった経験があるようで、『オブリビオン』を作るときは『モロウィンド』の経験を基にしたアドバンテージが、『スカイリム』を作るときは『オブリビオン』の経験を基にしたアドバンテージがあったそう。続編の開発は、ゼロから何かを始めるのではなく、既存のものの改良を続け、新しいものを加えていくというものだったといいます。
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同氏は『Starfield』発売の2年前に退社し、あくまでベセスダ外部の人間として続編を楽しみにしているという立場であるため、実際に作られるかは不明。『TES VI』や『Fallout 5』などがまだ控えている中『Starfield』IPがどうなっていくのかは定かではありませんが、もし続編が実現したらどのような仕上がりになるか気になるところですね。