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ソニー・インタラクティブエンタテインメントは、PlayStation Studios内のFirewalk StudiosおよびNeon Koiの閉鎖を発表しました。
『Concord』復活は絶望的に
『Concord』は、8月24日に発売された5対5の対戦型ヒーローシューターです。個性豊かな能力を持ったキャラクターたちが、アリーナ型のマップをさまざまなルールで戦うという内容の作品で、PCおよびPS5向けに展開されていました。しかし、プレイヤー数は非常に伸び悩み、意図した通りのローンチとならなかったことから、発売わずか14日でサービス休止と全額返金が伝えられました。
サービス終了と明言していなかったことから形態を変えてのサービス再開も考えられた本作ですが、この度スタジオの閉鎖が伝えられました。これは、SIEスタジオビジネスグループCEOのハーマン・ハルスト氏が社内に送信したメールから明らかになったものです。
メールによれば、この数ヶ月であらゆる選択肢を検討してきたものの、ゲームと共にスタジオを閉鎖するという決断が最善であると判断されたそう。PvPのFPSは競争が激しいジャンルであり、本作はその中で目標を達成できなかったということを改めて認めました。同スタジオは2023年4月にSIEに買収されたばかりでした。
加えて、フィンランドとドイツに拠点を置くスタジオ・Neon Koi(旧名・Savage Game Studios)の閉鎖も発表。同スタジオは2022年8月に買収され、モバイル向けアクションゲームを開発していましたが、作品を発表しないまま閉鎖となりました。一方で、モバイルはスタジオビジネスにとって重要な成長領域であり、まだ取り組みは始まったばかりとしています。
今回閉鎖の影響を受ける従業員の一部は、グローバルのSIEスタジオに配属できるよう取り組んでいくとのこと。決定は非常に厳しいものであり、厳しい経済環境の中で持続可能な成長を推進することが重要であったと述べています。