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BioWareのゼネラルマネージャーであるGary McKay氏は、海外メディアBloombergのインタビューに答えて『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』の制作過程について明らかにしました。
マルチプレイからシングルプレイメインへと路線変更
『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』は人気RPGシリーズの最新作で、11月1日にエレクトロニック・アーツより発売されました。BioWareにて本作の制作総指揮も務めたMcKay氏は、海外メディアBloombergのインタビューに対して同氏がスタジオ責任者を引き継いだ時には同作はマルチプレイをメインとしたライブサービス型ゲームとしてシリーズをリブートするものであったと明かしています。
しかしBioWareとしては2019年に発売された『Anthem』が振るわず、シングルプレイに注力したタイトルが望まれる状況であったことで、McKay氏は「本当に得意としていることに立ち返る必要がある」とシングルプレイ向けゲームへの再リブートを決断したということです。
そこからは「多くのことがうまくいき始めた」とMcKay氏は振り返っており、比較的早い段階でオープニングから最後までゲーム全体をプレイできるようにしたことで、ゲームの改善作業に時間を費やせたということです。
Steam同接プレイヤー数は7万人超えで出だしは好調
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記事執筆時点の11月2日では『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』の発売から間もないために売上本数などはまだ不明ですが、SteamDBでは同時接続プレイヤー数が最大で77,465人を記録していることが確認できます。
これはBioWare作品のSteamにおける記録としては『Mass Effect Legendary Edition』の59,817人を上回って過去最高となります。
『ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者』は、PS5/Xbox Series X|S/Windows(Steam、Epic Games Store、EA app)向けに販売中です。