エレクトロニック・アーツとRespawn Entertainmentは、配信中のバトルロイヤルシューター『Apex Legends』の次期シーズン「From the Rift」についての情報を公開しました。
新シーズンでは、レジェンド・ライフラインがリワークされるほか、新たなゲーム要素「RIFT RELICS」を実装。新たな近接用のコスメティックアイテム、武器やレジェンドのバランス調整なども実施されます。次期シーズンの情報に関しては、同日公開のメディア向けセッションレポートもご覧ください。
本稿では、2024年10月30日に行われたメディア合同インタビューの内容をお伝えしていきます！
「From the Rift」メディア合同インタビュー
――前シーズンで追加された新マップ「E-District」について、ユーザーからの評判はどうだったのでしょうか？
開発チーム：そうですね、多くのユーザーから好意的な意見をいただいています。『Apex Legends』では、すべてのマップを競技シーンに登場させたいと思っているのですが、実装時点で競技者からも評判が良かったことを嬉しく思います。
――「EPG-1」（『タイタンフォール2』で登場したロケットランチャー）がゲーム内に導入されます。経緯について教えて下さい。
開発チーム：まず、ロケットランチャーは楽しいものなので、開発としてはいつかゲームに出したかったんです。
イベントチームとしても“これまでゲームになかったもの”を出しいと思っていました。その結果として『Apex Legends』のご先祖にあたる『タイタンフォール』シリーズから「EPG-1」を登場させよう、ということになったんです。
――リワークされるライフラインの新アルティメットについて。ゲームチェンジャーとして大きな変化になりそうですが、開発として想定しているプレイスタイルを教えて下さい。
開発チーム：ライフラインのアルティメットは強力なものでした。今回のリワークで、今の戦場で「戦闘中に周囲の敵を観察できる」ような環境を作りたかったんです。バリアの上空からグレネードが通るのもそういった理由です。
彼女は回復も蘇生も強力なレジェンドで、さらに今回のシーズンからサポートクラスとしての強化（回復時の行動力、蘇生能力アップ）も行われます。それらのアビリティを通じて、どんな状況でもリセットできるようなプレイができるレジェンドになったと思います。
――サポートクラスの能力は元から強力だったと思いますが、今回刷新することになった理由を教えてください。
開発チーム：開発としては、ゲーム内のすべてのクラスに独自のアイデンティティを付けていきたいと思っています。その中で、今回はまず、サポートに焦点を当てたというイメージですね。
この変化はゲームプレイにも影響が出ると想定しえいます。これまでは3人チームの中で、1人がサポートで他クラスが2人という形式が多かったんです。今回の変化で、2人がサポートで1人がアタッカーという編成でも、クラスの有用性が上がっているので、組み合わせの自由度は大きく上がっています。
――チームバナーが全クラスでクラフト可能になることで、ビーコンなどで激しい戦闘が発生しそうです。一方で全ユーザーに復活待ちの機会が与えられることで、ゲームプレイ時間が変化する可能性はありますか？
開発チーム：まず、プレイヤーにとっては、常にセカンドチャンスを与えられているので嬉しいのではないでしょうか。ただし、ゲームプレイ時間には大きな影響が出ないと思っています。
リスポーンする場面では、それを狙うプレイヤーなど、他のチームも集まりやすくなります。プレイヤーがリスポーンできる一方で、ひとつのエリアでの戦闘が長引くことで、より激しいエキサイティングな展開が待ち受けています。
――来シーズンでのランクマッチでは、開始時に参加プレイヤーのランク帯分布が表示されます。この変更でどのようにプレイスタイルが変わるのでしょうか？
開発チーム：まず、ランクマッチロビーで表示されるのは「どのランク帯が何人いるのか」という情報で、他チームのプレイヤーの詳細は見られません。見れるのは自分とチームメイトのランク情報だけですね。
これまではランク帯によって多くのプレイヤーが動きを意識していたと思います。今回、マッチ内である程度の情報が見られる変化がくわわったことによって、プレイヤーがどのようなプレイを楽しむようになるか、データを注視していきたいと思っています。
「From the Rift」では、定番レジェンドのリワークやモード限定の新武器など、これまで無かった多くの変化が用意されています。もちろんバトルパスでは豪華報酬も用意されているので、新たなバトルを楽しみましょう！
