2024年11月6日、Vertigo GamesはロシアのSF小説をベースにしたゲーム『Metro』シリーズの最新作となる、VR専用ゲーム『Metro Awakening』のデラックス版購入者向け先行アクセスを開始しました。
原作以前の時間軸で、医師「セルダル」がシリーズ重要人物「カーン」になるまでの物語を描く

本作の舞台は原作の2033年から5年前の2028年。核戦争で世界中が崩壊し、わずかに生き延びたロシアの人々は地下鉄(メトロ)に潜ることを余儀なくされました。しかしながら、メトロ内にもミュータントやゴーストが出現し、ここも安住の地ではありません。

そんな中、主人公である医師「セルダル」は妻を救うため、メトロ中を駆け抜けます。本作はそんな「セルダル」の運命をVR機器を通して、身をもって体感するアクションアドベンチャーゲームです。

本作のストーリーには小説版原作者が監修に名を連ねており、実質的なシリーズのエピソード0といえる内容になっています。暗闇に覆われた地下鉄を懐中電灯で照らしながら、時にはミュータントと遭遇するシリーズ独自の緊張感も受け継いでいます。

本作の正式な配信日は11月8日ですが、Steamでデラックス版を購入すると現時点で既にプレイ可能となります。11月6日午前10時の時点ではSteamユーザーレビューは130件で「やや好評」となっており、海外メディアInside Gamingでは「このゲームに欠点がないわけではないが、私がプレイしてきたゲームの中でもっとも没入感のあるポストアポカリプス世界を体験できるゲームであり、このゲームに挑む8~10時間は非常に有意義に過ごすことができるだろう」と評価しています。
『Metro Awakening』は2024年11月8日、PSVR 2/Meta Quest/Steam VR/Viveを対象として4,480円で発売されます。現在既にプレイできる先行アクセス権の付いたデラックス版は11月8日まで5,040円で購入できます。