
テイクツー・インタラクティブのCEO兼会長であるストラウス・ゼルニック氏が、投資家向け電話会議にて、次期アメリカ大統領となるトランプ氏就任によるFTC(連邦取引委員会)への影響について言及したことが海外メディアによって明らかになっています。
企業、ユーザーともにメリットがあるかは不明…

FTCといえば、最近では、マイクロソフトのアクティビジョン・ブリザード買収阻止の方向で動いたことが知られており、何度か買収の足止めとなっていました。
ストラウス氏は、次期大統領は規制緩和を信条としていることを非常に明確に表明していると思うと語り、バイデン大統領の任期中、FTCは誤った方向に進んでいたと思うと発言。FTCは当該企業にとっても経済全体にとっても有益な取引の一部を妨害したが、それらの訴訟ですべて敗訴してきたと語り、具体的な問題が何であるかによるものの規制緩和はプラスになる可能性があると思うとしています。
マイクロソフトの買収の際、FTCがこだわっていた問題の一つとしてGame Passの価格上昇への懸念がありましたが、実際、値上げは現実のものとなっており、規制緩和が企業にとってもユーザーにとってもメリットになるかは、難しい問題のようです。