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レベル上限でもコンテンツスケールでもない「幅と深さ」システム―“賛否両論”MMO『Brighter Shores』がゲームデザインについて説明

3億アカウントを達成したMMORPG『RuneScape』を手掛けたAndrew Gower氏の新作です。

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レベル上限でもコンテンツスケールでもない「幅と深さ」システム―“賛否両論”MMO『Brighter Shores』がゲームデザインについて説明
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Fen Researchは、MMORPG『Brighter Shores』におけるエピソードごとの職業レベルシステムについて説明をしています。

Andrew Gower氏の新作MMORPGは“賛否両論”のスタート

本作は魔法と謎に満ちた土地を探検するMMORPG。手掛けたのはAndrew Gower氏であり、同氏は2022年にアカウント作成数が3億を突破したMMORPG『RuneScape』の生みの親として知られます。

基本プレイ無料の早期アクセスとして11月6日にWindows/Mac向けにリリースされた本作は、最大同時接続プレイヤー数(SteamDB)が2万人を超えるなど注目を集めますが、11月9日時点で3,531件のレビューを集め68%が好評の“賛否両論”と評価されています。

「チャンスを与えてください」と新しいシステムについて説明

否定的なレビューの理由として、本作ではエピソードが進んで別の地域に移動すると職業のレベルがリセットされてまた新しい職業を1から育てるというシステムが採用されていることがあったとのことです。こうしたエピソードごとの職業システムについてFen ResearchはSteamにて説明を投稿。このシステムは「頑張ってレベルを上げた職業がワイプされるものではない」として、新しいエピソードでは新しい職業になるものの元のエピソードに戻ればそこでの職業はそのまま残っていることを解説しています。

こうしたデザインのレベルシステムを採用した理由は、日に何時間も遊ぶプレイヤーと数分しか遊べないプレイヤーの双方が楽しめるようにしたからとのこと。レベル上限を設定して最新コンテンツまではレベルアップを加速させるシステムでは大量の死んだコンテンツが発生し、レベルにあわせてコンテンツの方を自動でスケールするシステムではレベルアップしても実際には何も達成されないことになると、新しいシステムに挑戦するに至った経緯が語られています。

この本作における新しいレベルシステムは「幅と深さ」システムと呼んでいるということや、新しいエピソードに進むのは簡単であることが「幅」、戻ってレベルアップして難しいサイドクエストなどに挑戦することが「深さ」であるということなども説明されています。さらにこの「幅と深さ」システムは慣れてしまえば楽しいものであり、エピソードごとに初期レベルから育成する新鮮な感覚を味わえるから「チャンスを与えてください」と呼びかけています。

一方でエピソードを進めても前のエピソードでの努力がリセットされていないと感じられるようにするための変更も計画しているということです。


『Brighter Shores』は、Windows/Mac(Steam)向けに基本プレイ無料で配信中です。


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《いわし》

誰かにスイートロールを盗まれたかな? いわし

兼業ライター、Game*Sparkにて主にニュース記事を担当。幼少からのゲーム好きだが、どちらかといえば飽きっぽいやり込まない派であるため、そのゲーム経験は広く浅い。その中でもよく触れるジャンルはRPGやFPS・TPS、あまり手を出さないのはSTGやノベルゲームで、特にベセゲーとハクスラが大好物。尊敬する人物はLA馬場。

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