『S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl』の発売が明日(2024年11月21日)に控えるこのタイミングで、過去作を復習したい!という読者もいらっしゃるのではないでしょうか。
各種コンソールには初代『S.T.A.L.K.E.R』3部作の移植版がリリースされています。これらには日本語が含まれているためコンソールでプレイするにはおススメなのですが、PCでは初代3部作をベースとした無料で遊ぶことのできるスタンドアロンModが公開されています。
PC版のスタンドアロンMod『Lost Alpha』、オープンワールド化するMod『Anomaly』など無料で遊べるMod

『S.T.A.L.K.E.R』スタンドアロンModとして有名なのが『Lost Alpha』です。こちらは『S.T.A.L.K.E.R. Shadow of Chernobyl』をベースに、オリジナルのトレイラーや開発途上のバージョンから抜け落ちてしまった要素を復活させると共に、様々な調整・新要素を追加。『S.T.A.L.K.E.R』シリーズを開発したGSC Game Worldの許可のもと、Modのみで起動可能(スタンドアローン)なファイルとして配布されています。完全に原作そのままではありませんが、その分オリジナルから多くの改良が加えられており、無料で遊ぶには十分すぎるほどのものでしょう。
『S.T.A.L.K.E.R - Lost Alpha』は、次のリンクからダウンロードできます(1、2、3、4、5、6)。なお、有志制作による日本語化パッチも配信されています。

次に紹介するのは『S.T.A.L.K.E.R. Anomaly』。本Modは公式に提供されたシリーズ第三作『S.T.A.L.K.E.R. Call of Pripyat』のエンジンのソースから、64bit対応に改造・調整したものを使用しています。第一作がベースの「Lost Alpha」とは全くの別Modですが、無料で遊べるスタンドアロンModという点に変わりはありません。

本作の内容は、『Call of Pripyat』のシステムをベースに全ての公式『S.T.A.L.K.E.R.』マップをひとつの世界として収録したオープンワールド化Mod「Call of Chernobyl」及び、そこから別Modの要素を取り入れて派生したハードコアMod「Call of Misery」「Last Day」を更に発展させたものです。

各種UIもオリジナルから改善されています。総じてオリジナルよりも遊びやすく、かつオープンワールド化で遊び応えも抜群のModといえるでしょう。
『S.T.A.L.K.E.R. Anomaly』の2024年11月20日現在での最新バージョン(1.5.3)のフルセットは、こちらからダウンロードできます。なお、本作には有志による日本語Wikiも作成されており、ここで日本語化の手順も解説されています。
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