
ゲームイベントに参加するときは、猫ちゃん柄のアロハやパーカー、ゲームのスカジャンなどのお気に入りの服で臨んでいます。今回のデジゲー博では、某漫画の作中に登場したパイ屋のシャツを着て行き、偶然にも会場内で同じ某漫画のシャツを着ている人を発見してテンションが上りまくりました。
インディーゲームオフイベ「デジゲー博 2024」取材記事はこちら!◆壊れた勇者パーティと迷宮脱出を目指す『勇者パーティはぜんめつしました。』
最初に紹介するのは、デス組合が手掛けるPC向けタイトル『勇者パーティはぜんめつしました。』!本作は、ダンジョンに閉じ込められた勇者パーティの四人を救い出す決死隊となり、迷宮からの脱出を目指すノベルゲーム+カード選択型RPGだ。

世界の希望である勇者たちを救うための決死隊も、とうとう主人公ひとりだけになってしまった。モンスターを蹴散らして目的の場所にたどり着くと……勇者パーティは呑気にトランプで遊んでいた。

そんな雰囲気とは裏腹に、実は事態は切迫していた。魔力を失って魔法が使えなくなった魔法使い、まともじゃない神を信奉するようになった僧侶、人間の身体を失ってしまった戦士。そしてまともに話が通じなくなるほど壊れてしまった勇者。パーティはすでに「ぜんめつ」してしまっていたのだ。

この四人全員を連れて行動するのは難しいだろう。だが、誰か一人だけならば……。というわけで、本作は四人の勇者パーティのひとりを選び、二人っきりでダンジョンの脱出を目指していくのだ。重いわ……!

バトルは手持ちのカードから選んで戦う。タイミングよくボタンを押すとより強力な攻撃が繰り出せるのか。

ルートを選択し、相棒とともにバトルやイベントを乗り越えながらダンジョンを進んでいく。選ばれなかった三人を残し、壊れてしまった相棒とともに狂気の脱出行は続く……。
『勇者パーティはぜんめつしました。』はPC(Steam)向けに近日発売予定!
◆懐かしの平成インターネットで荒らしを撃退!『【掲示板】ワイ魔法少女なんやが?【管理できん】』
次に紹介するのは、インディーゲーム制作サークル・ねむねむおかきが手掛けるPC向けタイトル『【掲示板】ワイ魔法少女なんやが?【管理できん】』!本作は、元魔法少女のOLくるみが、自身の掲示板に巣食う嵐やクラッカーと戦う魔法少女プログラミング×オートバトルだ。
個人サイトの掲示板に荒らしってワード自体がもはや懐かしい。2000年ごろを彷彿とさせるぜ。

僕が2000年ごろにやっていたサイトにも、タケシと名乗る荒らしがよく出没しており、友達とSkypeで話しながら頭を悩ませていました。懐かしいぜ、タケシ。

ゲームは、日常パートと戦闘パートにわかれて進行する。日常パートでは、副業してお金を稼いだり、寝て体力を温存したりして戦いに備える。

戦闘パートでは、光り輝いていたあの頃の魔法少女の姿に変身し、プログラミングを組んで掲示板を守るのだ。「もし◯◯の状況のときは、△△の行動を取らせる」といったようにプログラミングを組む。僕はプログラミングの知識が全く無いので、チュートリアルの指示に従って進めていく。

魔法少女姿のくるみは、限界OL時と違ってキラキラしているな。1980~90年代くらいのアニメを彷彿とさせるキャラクターデザインが僕の好みに直撃だ。

プログラミングを組み終わると、実際のバトルはオートで行われるぞ。くるみの人気に比例して、荒らしたちのサイバー攻撃は激しさを増していく。掲示板の収益で早期退職するためにも、あの頃の栄光を取り戻すのだ!
『【掲示板】ワイ魔法少女なんやが?【管理できん】』はPC(Steam)向けに2025年に発売予定!
◆『QUESTER』に続く骨太ハクスラRPG『モノクローム・エコーズ』!
次に紹介するのは、Thousand Gamesが手掛けるPC向けタイトル『モノクローム・エコーズ』!本作は、『QUESTER』シリーズから続くハクスラRPGの新シリーズだ。異世界に召喚された主人公が、剣と魔法の世界に召喚され、魔王が眠る「遺跡群島」を冒険していく。

『QUESTER』では、ダンジョン内の拠点をベースにして行動していたけど、本作の拠点は街の中なのか。今回の試遊では、ギルドから「どんな手段でもいいから200GOLD集めてこい」との依頼をされた。さっそく冒険に出発しよう。

フィールドでは、移動するごとに食料を消費する。食料を全て使い切れば拠点に強制的に戻されて一日が終了する。クエストの達成期限などがあるので、毎日少しずつ探索範囲を広げていく必要がある。

フィールド上には敵が徘徊しており、接触するとバトルが始まる。戦闘コマンドは、通常攻撃や状態異常、回復など様々なものが用意されている。装備に応じてコマンドが変化するので、新しい装備を手に入れるごとに色んな戦略が試せるな。

バトル終了後は、パーティの負傷状況に応じて食料が消費される。『QUESTER』に続いて骨太なハクスラRPGを楽しめそうだ。
『モノクローム・エコーズ』はPC向けに発売予定!
インディーゲームオフイベ「デジゲー博 2024」取材記事はこちら!