今週も「Game*Spark短歌」のお時間がカミングしました。
本コーナー「Game*Spark短歌」では毎週日曜日に“教養コンテンツ”としてゲーミングトピックを短歌にしてゲーミング歌人がお届け。ゲーム業界のオールがわかる、Nice Sparkな短歌を目標にお届けしていきます。
さて、最近Game*Sparkの記事にはライターだけでなく編集者の名前も末尾に載るようになりましたが、本連載は無法地帯。この記事の“共犯”になるのは誰でしょう？
そんな折、編集部から変なデータが投げつけられてきました。
「スパ君.zip」……ウイルスかな？
歌人はそう直感したものの、まだギリギリ……？ 多分……かろうじてGame*Spark編集部からウイルスを投げつけられるほどの扱いではないと判断し、開いてみます。
「F……B…X……？」
Unityに疎い歌人はまだウイルスだと思い込んでいます。どうやら「3Dモデルスパくん」なるものを編集部が発掘したようで、「だれがいつ作ったのかよくわかんないので共有します！」とのことでした。Game*Sparkって案外長い歴史を持つので、没になった企画とか「Game*Sparkでスパくんに構ってくれる貴重な人材が栄転・出世した」とかで「結局誰が何のために制作したんだ？」という謎のものが生まれたりするわけですよ。
重要なデータなら探したりもするのですが、かつての編集部員やライターに「3Dスパくん作りました？」と聞いて回るのも業界のみんなに噂されそうで恥ずかしいしね。というわけで歌人の元に流れ着いたというわけです。ありがたく使わせていただきます！
スパくんが 美麗グラフィックで 駆け回る
荘重厳律 7つのラッパ
しかしなるほど、さっぱりわかんない。歌人はゲームライターではあるものの、Unityにおいては素人。むしろ“読者に伝えるために専門性はむしろ危険”だというスタンスです。今のところはこれが限界ですが、そのうちすべてをスパくんも歌人も全部3Dにしてやりますよ。スパくんでゲーム作ってやる！
年越しの 間際に決まる GOTY
双峰の頂き ひとつ日の出あり
さて、実は今週はくだらないこと言ってる場合じゃない。なんせ「Golden Joystick Awards 2024」のGOTYが決定したわけですから！
栄冠に輝いたのは『黒神話：悟空』。納得と共に一種の驚きもあります。この驚きというのは『黒神話：悟空』の出来云々ではなくて、中国が今まであまりコンソールゲームを作っていなかった歴史を踏まえた驚き。そもそも十年前まではコンソールゲームを遊べなかったのですから！
そして「Golden Joystick Awards 2024」に引き続き待っているのは「The Game Awards 2024」。こちらでも『黒神話：悟空』はノミネートされているわけですが、果たしてどのような結果となるでしょうか。
読者の皆様が選ぶGOTYを本当に聞いてみたいところです。ぜひぜひお教えください。ボケてない真面目なゲーミング歌人ですね……。
ゲーミング歌人がこの一週間で話題になったトピックで一首詠む“短歌企画”は連載企画ですので、普通に来週も開催されちゃいます。
公開するもしないも歌人次第ではありますが、読者の皆様もぜひコメント欄にて今週のゲームトピックに関する叫びやUnityの使い方などを、短歌あるいはコメントとしてしたためぶつけてください！ 「なゐすぱ」な一首をお待ちしています。
