Sanson Productionsが開発中の格闘アクションゲーム『東方幀友並 ~ GENSOKYO RAHEN』について、近況報告として“残り資金が無くなった”ことが公式SNSアカウントより語られました。
ハイクオリティなアニメ風3Dが注目の二次創作―暗雲漂う近況が報告される
本作は東方Projectを原作とした、Unreal Engine5でアニメ風の3Dで描かれる、戦闘ではキャラクターの距離に応じて3Dアクションと横スクロール格闘が切り替わるほか、ターン制の戦略モードの選択も可能な二次創作ゲームです。プレイヤーは「異郷人」として、原作の舞台である幻想郷を探索します。
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初報トレイラーにはレミリア・スカーレットや、東方Project原作であるサークル「上海アリス幻樂団」の“コミックマーケット62のサークルカットで描かれた娘(通称:「C62サークルカットの娘」「冴月麟」)”らしき少女が含まれたキービジュアルが登場。10月30日の披露会の開催も告知されましたが、後に翌月(11月)末に延期する旨が本作ゲームディレクターより明かされました。
それから11月末も目前の記事公開日である同月25日、公式SNSは“戦闘実機デモの進捗が80%である一方、残り資金が0%になってしまった”ことを報告。「どうすればいいのでしょうか。身近の興味を持っている投資家に転送し、メールを通じて私たちに連絡してください!」と綴りました。
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本報告にはレミリアの新たな映像も添えられており、格闘ゲームの挑発モーションのような動作が確認できます。
なお、PatreonやKickstarterで支援を募らない理由として、“Patreonはチームに開発の給料を支払うには不十分であり、Kickstarterは(クラウドファンディングを)一度しか立ち上げられない都合上、メインであるプレイのデモを終えた後に立ち上げたい”とのこと。その上、“たとえ「1本のゲームPVのクラウドファンディング」を立ち上げたとしても、資金が手に入るまで30日はかかるし、そのころには雇った人達が、給料が貰えなくて逃げてしまうだろう”として、“さしあたり比較的実行しやすいのは、企業あるいは個人による投資だ”としています。
※ UPDATE(2024/11/26 00:20):記事執筆後に公開された新たな公式SNS投稿について、記事に追記しました。
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