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2K Gamesは、同社タイトルの起動に必要だった独自の「2Kランチャー」を削除したことを発表しました。
嫌われがちな独自ランチャー削除へ
このランチャーは、『バイオショック インフィニット』『マーベル ミッドナイト・サンズ』などの2K Gamesタイトルの起動に必要だったソフトです。ゲーマーの間ではゲームを起動するのに余計な手間がかかる、クラッシュが引き起こされやすいなどあまり良い評判はありませんでした。
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この削除により、多くの2Kタイトルが影響を受けます。起動しやすくなるものもあれば、一部特別な対応が必要なものもあるので、今後遊ぶ予定がある際は注意しましょう。
『バイオショック リマスター』、『バイオショック2 リマスター』、『バイオショック インフィニット』、『クアリー ~悪夢のサマーキャンプ』、『マーベル ミッドナイト・サンズ』:Steamなどクライアントからすぐ起動できるようになる。
『Mafia Trilogy Definitive Edition』:個別案内記事にアクセスできないため不明。
『シヴィライゼーションVI』:Steam版は今年初めに先行してランチャーが削除されたため、対応不要。Epic版は直接起動できるようになる。
DirectX 11とDirectX 12の選択は個別で操作が必要で、Steamの場合は「プレイ」ボタンを押した後のメニューで選択、Epicの場合はライブラリから『Civ6』の管理メニューを開き、起動オプションをオンにして「-dx12」と入力する。
『シヴィライゼーションV』:Steam起動オプションでDirectX 9/DirectX 10・11/Touchの3バージョンを選ぶ。デスクトップショートカットから起動すると、デフォルトのDX9になる。
『XCOM 2』:2KランチャーにModサポート機能があったが、今回の削除にともなって新たなModランチャーを実装。Steam版は起動時に、ベースゲーム/DLC/新Modランチャー/旧Modランチャーの4つのオプションが表示される。
Epic版は起動時にModランチャーが開き、本編/DLCの選択やModの有効・無効を選んでから起動する形になる。なお、Modの導入にはゲームディレクトリに「Mods」フォルダを作成する必要がある。ディレクトリは記事を参照。
『XCOM:チーム・キメラ』:記事を参照できないため不明だが、『XCOM 2』と同様と思われる。
『ボーダーランズ4』や『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』、『シヴィライゼーション VII』といった人気シリーズの最新作が来年に控える中、独自ランチャーの削除に踏み切った形となりました。これらの最新作では、起動の手間なくすぐにプレイできそうです。