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ゲームクリエイターの吉田亮介氏と小澤健司氏は、NetEase Gamesが中国・広州と日本・渋谷にオフィスを構える「桜花スタジオ」から10月31日付で退職していたことを明かしました。
『聖剣伝説 VISIONS of MANA』ディレクターらが「桜花スタジオ」退職を発表
「桜花スタジオ」は、2020年6月にNetEase Games初の家庭用ゲーム開発拠点として広州と渋谷の2か所に設立されたゲーム開発スタジオ。代表作として、2024年8月発売の『聖剣伝説 VISIONS of MANA(以下、『聖剣VoM』)』が知られています。吉田氏と小澤氏も同作にディレクターとして携わっていました。
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吉田氏は、新設スタジオながら開発メンバーと会社のサポートのおかげで『聖剣VoM』を完成させることができたと感謝の言葉を述べるとともに、12月からはスクウェア・エニックス所属となることを発表。
小澤氏は『聖剣VoM』の開発や渋谷拠点の立ち上げに携われたことは得難い経験だったと振り返り、自身の今後についてはまだ明かせないとしつつもゲーム業界には身を置き続けると表明しています。
8月には「桜花スタジオ」人員整理の噂情報が海外報道
なお「桜花スタジオ」については、2024年8月に海外メディアBloombergなどが、スタジオ閉鎖を視野に入れた大規模な人員整理が行われたと報じていましたが、記事執筆時点でNetEase Gamesから今回の2名の退職などについてのコメントは行われていません。