Do y'all ever get game choice paralysis?
byu/zildux ingaming
海外掲示板Redditにて、「ゲームを選ぶ上で金縛りに遭ったことはありますか?」という一見何が何だかわからない投稿が注目を集めています。
次に遊ぶゲームが決まらなすぎて金縛りに!?海外にも意外と多い優柔不断なゲーマーたち
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トピックの投稿者は、1つの長く遊んだゲームが終わった後に次に遊ぶゲームがなかなか決まらないことを指して「ゲーミング金縛り(game choice paralysis)」と呼んでいます("Choice Paralysis"は「選択肢のあまりの重大さに圧倒されて安全な選択しか何もしないかしか選べない」ことを指す「選択の麻痺」という心理学用語ですが、気にするな!)。
新しいゲームを始めるのに心理的負担があるのか、こうした海外ゲーマーは意外と多いようで、掲示板には「1つの大きな満足感を得たのに、まだ始めていないゲームを見て、最初から遊ばなければならないと思うと疲れる」「私は1年前にXboxゲームパスに加入して"プレイできるゲームが山ほどある!"と喜んでいました。最近も遊んでいます……『Vampire Survivors』を」という海外ゲーマーの意見が見られました。
また、ゲーム以外の娯楽に流れるという選択肢もあるようで、「私はベッドでSteam Deckを手に取りましたが、しばらく後にはブラウザでインターネットを見ています」「私はいつもそれを燃え尽き症候群と解釈し、そのような状態に陥ったときにはテレビ番組を見たり、本を読んだりしています」「ゲームをしようとしたのに、気が付くと何時間もYouTubeを眺めています」といった意見も見られました。
こういった現象はゲームに限らない娯楽全体に当てはまるという指摘もあり、「これは映画、テレビ番組、音楽、おもちゃといった他の娯楽にもすべて当てはまります。実際に子どもに多数の新しいおもちゃを与えると、子どもはどの新しいおもちゃを遊んでよいかわからず、遊び慣れたおもちゃで再び遊び始めます」というユーザーからの指摘もあります。
この「ゲーミング金縛り」を打破するために、例えばゲームをカテゴリ分けし、次に遊ぶゲームをあらかじめ決めているというユーザーも現れました。このユーザーはゲームを以下のようなカテゴリ分けをしています。
ファストトラック: できるだけ早く終わらせたいゲーム。
のんびり: ファストトラックゲームから離れて休憩するためのゲーム。主にファストトラックゲームと逆の方向性のゲームで、何度も遊びたいお気に入りのゲームもこのカテゴリに入る。
オンデッキ: 次にプレイすると決めたゲーム。
スタンバイ: 残りのライブラリー。いつかプレイするか、オンデッキに移動するかもしれない。
スターゾーン: クリアして気に入ったゲーム。再プレイを検討する場合は「のんびり」に入るかもしれない。
ボイドゾーン: 二度とプレイしない、または将来的にプレイしない可能性が高いゲーム。
また、「新しいゲームを感触をつかむことを優先して1時間ほどプレイし、"自分にとって魅力があるかどうか","気分が乗ったときでないとプレイできないゲームか","感銘を受けたか"などの分類をする」というユーザーも現れました。
筆者の場合、Steamでゲームを買ったらとりあえずジャンル分け(「DRPG」「JRPG」「ローグライク」「ローグライト」「2DSTG」「音楽ゲーム」「麻雀ゲーム」「R-18」など)をし、お気に入りのジャンル、またはストアページや各種メディアの紹介で面白そうなものから少しずつプレイ、その中でも面白い!と感じたものを中心にプレイするようにしています。とは言え、疲れているような状態からゲームを始めずにSNSや掲示板を眺めたりすることも多々ありますし、毎週の「げむすぱローグライク/ローグライト部」の連載タイトルの選出にはなかなか悩んで「金縛り状態」になることもあります。
読者の皆様もこうした「ゲーミング金縛り」に陥ることや、あるいはそれを打破するための独自のアイデアをお持ちですか?是非ともコメント欄でお伝えください。