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Phoenix Labsは、ハンティングアクションゲーム『Dauntless(ドーントレス)』における「Awakening」アップデート後の状況について、Steamに投稿しました。
大型アップデートと同時リリースのSteam版は“圧倒的に不評”
本作はスレイヤーとなってベヒモスを倒し、装備を強化していく協力プレイ対応ハンティングアクション。12月6日に大型アップデート「Awakening」が配信され、同時にSteam版もリリースとなりました。
しかしアップデート以降のゲーム内容は不評となり、12月7日16時30分時点でのSteamレビューは695件中14%が好評の“圧倒的に不評”。とあるプレイヤーによる不評理由の考察が注目を集めてもいました。
開発チームからコミュニティへのメッセージ
そうした状況にあって、Steam上では開発チームからコミュニティへの長文のメッセージが投稿。公式Xアカウントでは「Awakening」に関するフィードバックを検討することに2日間を掛けたともしており、同アップデートおよびSteam版リリースからずっとコミュニティの声に耳を傾けていたということのようです。
メッセージではゲーム進行に関する変更は、新旧のプレイヤーが新しい複雑なシステムをじっくりと理解できるようにとの意図であったと説明。しかしこのリセットを含む変更がアップデート前からのプレイヤーにとっては不快であったとも認識しているとのことで、そうしたベテランプレイヤーは付与されたリソースとゲーム知識によってクエストを迅速に進められるはずとしています。
またリセットに関してはほかにも、スタート時にチェインブレード、ストライカー、リピーターを所有していないことについて、クエストを数時間進行すれば無料でアンロックされると説明し、これらのクラスを武器トークンでしかアンロックできないと誤解させてしまったことを謝罪しています。既にサーバー側での変更は行ったともしており、アップデート前からのプレイヤー全員がスタート時からそれらの武器を使えるようにしたということです。
武器と武器トークンについてはコミュニティに矛盾した情報が流れているとして、旧式の武器は廃止したことやベヒモスのパーツによる武器作成とアップグレードは削除したことを改めて説明。ハントパスや武器トークンによって新しい武器が手に入ることや、武器トークンには無料と有料の入手ルートがあること、アップデート前からのプレイヤーにはプレイ状況に応じて最大500個の武器トークンを付与したことなどが加えて説明され、一見すると武器の選択肢が減ったように見えるが新しい武器のユニークな能力などによってゲームプレイが深く多様になっているとしています。
なお今後の予定として次回アップデートは現地時間12月19日に配信されると告知。「Awakening」アップデート以降の問題修正や、この数週間に開発内で見つかった問題の修正をするとのことです。
『Dauntless』は、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/ニンテンドースイッチ/Windows(Steam、Epic Games Store)向けに基本プレイ無料で配信中です。