ゲームの録画やドライバーアップデートができる「NVIDIAアプリ」を使用するとパフォーマンスが低下するという報告について、NVIDIAが対処法を発表しています。
とあるオプションで改善?
海外メディアなどが報告したこの問題は、GeForce ExperienceやNVIDIAコントロールパネルの機能を統合した新アプリ「NVIDIAアプリ」の使用で起こるとされています。Windows 11環境において、『バルダーズ・ゲート3』『S.T.A.L.K.E.R. 2』『アサシン クリード ミラージュ』などのタイトルで2~12%ほどのパフォーマンス低下が見られたといいます。
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いくつかの原因が想定されていた本問題ですが、NVIDIAの公式フォーラムにてスタッフより対処法が案内。これはゲームフィルター機能に関連するものであるといい、アプリで設定>性能>オーバーレイ>ゲームのフィルタおよび写真モードをオフにすることで解消するという方法が記述されています。
ゲームフィルター機能は対応作品の映像にフィルターを掛けて演出し、写真モードは即時にスクリーンショットを取って編集できます。これらの機能が一時的に使えなくなりますが、もとより活用していなかったという人はとりあえず今はオフにしておくと良いでしょう。
なお、NVIDIAは現在、ゲームフィルターに関するパフォーマンス問題の報告を認識しており、積極的に調査しているといいます。