ビデオゲームやコミックに関連した工作品などを披露するKiara 氏のYouTubeチャンネル「Kiara's Workshop」は、“投げて動作する”『ポケットモンスター(ポケモン)』の「モンスターボール」のレプリカを開発、動画にて披露しました。
投げられる!揺れる!捕まえられる?レプリカがファンの手で作成される
「モンスターボール」といえば、シリーズと同名の生き物「ポケモン」の捕獲用アイテムであり、公式サイトのアイコンになるなど作品を象徴する道具の一つです。現実世界で再現したレプリカが公式に発売される程に需要のあるアイテムですが、今回Kira氏はその外観だけでなく、実際に投げることができ、ゲーム内のような「ポケモン」を捕獲する際の挙動も行うレプリカを作成しました。
2024年4月、「モンスターボール」のレプリカに着手した同氏ですが、その際は実際のソフトボールを参考に3Dプリントした外観に、『ポケモン GO』から録音したサウンドエフェクト含めたギミックを仕込み、“ボタンを押すと捕獲フェーズに入り、揺れた後、成功したり、失敗したりする”ものを作成。
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そして約8カ月後となる今回は、実際に投げられるよう耐久性の向上やLEDライト内蔵といった構造の改良に加え、「スーパーボール」や「マスターボール」といったバリエーション違いも作成、ボール次第で捕獲の成功率が変わるギミックを実装しています。
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テストや塗装プロセスを経て開発された本レプリカですが、実際に「マスターボール」を投げてみると問題が発生。外観には変化がないものの、プラスチックである内部パーツ(サーボ機構)が一部破損してしまったそうです。一方、普通の「モンスターボール」は内部パーツ含め無事に動作し、一応は成功となりました。
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なお、「マスターボール」の事例を受けて「スーパーボール」はテストせず、Kira氏は問題の修正に取り掛かる意向を示しています。