今年もやってまいりました。吉田輝和の絵日記で紹介したゲームの中から、僕がもっともハマったゲームを選出する「吉田(が遊んだゲーム)・オブ・ザ・イヤー YOTY2024」の時間です!
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今年は絵日記で50タイトル以上のゲームを紹介し、プライベートを合わせると110本近くのゲームをプレイしていました。絵日記で取り上げるタイトルは、終わりのないものや無限に遊べちゃうものを除き、基本的にクリアしてから執筆をしています。1タイトルにつき10~70時間ほどプレイしていて、さらにプライベートで遊んだタイトルの時間も合わせると……一年で膨大な時間をゲームに費やしていることに気付き、自分でもちょっと引きました。
■吉田・オブ・ザ・イヤー(YOTY)のルール
ランキングの選考対象は、「吉田輝和の絵日記」で取り上げたものになります。
このランキングは、吉田輝和の独断と偏見によって決めました。
ランキングの選出にあたってGame*Spark編集部による圧力はかかっていません。要するに、ゲーム大好きおじさんが一年で一番ハマったゲームを紹介するだけです。
今回も、ベスト5+部門賞を合わせた計6タイトルをご紹介します!
第5位『メタファー:リファンタジオ』
発売元/開発元:アトラス
対応機種:PC(Steam, Microsoft Store)/PS5/PS4/Xbox Series X|S
ジャンル:RPG
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本作は、『ペルソナ』シリーズのスタッフが設立したスタジオ・ゼロによる完全新作RPGです。超ザックリ言っちゃうと、ファンタジー世界の『ペルソナ』に『真・女神転生』のシステムが融合した、アトラスの集大成的ゲームです。種族間の争いや差別意識が根強く残るハードな世界を舞台に、新たな王を目指す候補者となって、陰謀渦巻く王位争奪戦を制していきます。
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前述の通り、アトラス作品の様々な要素が絶妙なバランスでミックスされており、単なる既存の組み合わせに終わらない、骨太で新しい体験が出来ました。
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そんなアトラスの集大成的ゲームですが、一番印象に残っているのは……「キャラクターのコミュレベルが上がったときの画風がなんだかジョジョっぽいな」というところでした。
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ぽくないですか?
第4位『電気街の喫茶店』
発売元/開発元:PLAYISM/冒険者酒店
対応機種:PC(Steam)
ジャンル:メイド喫茶スローライフADV
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本作は、大阪の日本橋を舞台にしたメイド喫茶スローライフADVです。ブラック企業から脱出した無職の主人公が、偶然立ち寄ったメイド喫茶の店長として雇われ、個性豊かなメイドさんたちと一緒にメイド喫茶を経営していきます。
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そしてなんと本作には、モブNPCとして吉田輝和が登場しています。自分が登場しているという時点でフラットな視点で見ることは不可能だったのかもしれませんが、それを差し置いても、魅力的なキャラクターや、コラボ要素の元ネタ探しなど、楽しみがぎゅっと詰まっていましたね。
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リアル日本橋にも足を運んで「ここがゲームに登場したあの場所か!」と聖地巡礼を楽しんでいました。
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ちょっと天然でドジっ子タイプの少女シロさん、料理は作るのも食べるのも好きなしっかり者のゲーマーギャルのミユちゃん、厨二溢れるミステリアスなゴスロリ少女ファフナちゃん、神社で働く巫女さんで関西弁の眼鏡っ子ほのかさん……といった魅力的なキャラが揃っていますが、僕のイチオシはゲーマーギャルのミユちゃん!オデ、優しいギャル、好き……!
第3位『発進!!ヒーロー基地DX』
発売元/開発元:カイロソフト
対応機種:iOS(買い切り版/無料+アプリ内課金版)/Android(買い切り版/無料+アプリ内課金版)/ニンテンドースイッチ/PC(Steam)
ジャンル:シミュレーション
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本作は、戦隊ヒーローを結成し、町に蔓延る悪の組織と戦いながら、家やお店などを建てて町を発展させていく戦略シミュレーションです。
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家を建てて新たなヒーローを誘致したり、商店を建てて町を発展させたり、稼いだお金で企業買収をしてヒーローの装備を整えたりしていきます。
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企業買収はまさに札束ビンタバトルのようなもので、これまで貯めたお金をいかにどれだけぶっ放すかにかかっています。
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慈悲もなくあの手この手で企業買収していく様子は、ヒーローどころか悪の組織のよう……!
第2位『アストロボット』
発売元/開発元:ソニー・インタラクティブエンタテインメント
対応機種:PS5
ジャンル:アクション
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本作は、主人公アストロが、離れ離れになった仲間のボットを救助するため、銀河中の惑星を冒険するアクションゲームです。
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フィールド上には豊富なギミックが用意されていて「これを引っ張ったらどうなるんだろう」「進む方向とは反対側に隠しアイテムがありそう」など、探索するワクワクが溢れていました。
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歴代PlayStationを代表するゲームのキャラクターが救助を待つボットとして登場するのですが、そのラインナップがこれまた凄い!『どこでもいっしょ』や『サルゲッチュ』などの超メジャータイトルはもちろん、『モータートゥーン・グランプリ』や『とんでもクライシス』など「コアなファンは多いけどココをチョイスするのか!」と驚くようなタイトルも出演していました。
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初代PlayStationは幸せだったあの頃を思い出してグッと来るな……
フィールドギミック、お遊び要素、操作する楽しさに溢れ、マイナスが見当たらないパーフェクトな作品でした。
イベントで遊んだ期待の新作賞『Danchi Days』
発売元/開発元:Analgesic Productions/sandy powder、 mogumu、 Melos Han-Tani
対応機種:PC(Steam)
ジャンル:平成レトロ団地アドベンチャー
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本作は、古い団地に住む少女ホシノちゃんが、住民の高齢化によって中止になっていた夏祭りを復活させるため、相棒の河童のモロキュウと一緒に団地を奔走する平成レトロ団地アドベンチャーです。
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団地で見つけたモノに五感を集中させ、調べる、見る、感じるのコマンドを駆使して情報を集めていきます。
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団地の夏祭りを復活させたいホノカちゃんに対し、悪意を持って団地を貶める記事を書く敵の存在が……!こんな嫌がらせ記事に負けないよう、夏祭りの参加者を増やして盛り上げていくのだ!!
第1位『OMEGA 6 THE TRIANGLE STARS』
発売元/開発元:シティコネクション/ハッピーミール、プリオシーヌ、TAKAYA IMAMURA
対応機種:ニンテンドースイッチ/PC(Steam)
ジャンル:レトロフューチャーアドベンチャー
そして栄えある……かはわかりませんが、YOTY2024に選ばれたのはは『F-ZERO』や『スターフォックス』などのシリーズを手がけたことで有名な今村孝也氏が贈る、レトロフューチャーADV『OMEGA 6 THE TRIANGLE STARS』です!
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本作は、長寿の技術を手に入れ、高齢化が社会問題となった遥かな未来を舞台に、二人の人造人間サンダーとカイラーが、人類の新天地である第二の地球を探す使命を帯びた物語である!と、あらすじを聞くとガッチガチのハードSFのように感じますが、本作の醸し出す雰囲気はどこかユルユルで、随所に笑いが溢れるADVに仕上がっています。
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レトロフューチャーと銘打っている通り、ビジュアルやサウンド、システムまで、あの頃のゲームを思い起こさせる作りになっていて、惑星を股にかける多種多様の異星人たちとの交流は、藤子・F・不二雄の「モジャ公」や「21エモン」を彷彿とさせ、僕のようなおっさん世代にはグッサリとブッ刺さっていました。
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本作は発売前から個人的にも大注目していて、ゲームイベントに出展されるたびに今村氏にツーショット写真をお願いしていたので、スマホのフォルダには今村さんとのツーショット写真が大量にあります!
僕が2024年にハマったゲームはこんな感じでした。読者の皆様の個人的GOTYもコメントで教えてください!
今回で七回目となるYOTY……てことは、この連載も七年以上やっているんですね。2017年12月から連載開始し、2024年で七周年を迎えていました。本人も気づかないうちに!
おじさんがキャッキャとゲームをするだけの記事がここまで続いたのは、読者の皆様のおかげでございます。八周年を迎えられる様、今後とも応援よろしくお願いいたします。良いお年を!
¥21,980
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)