先日、従業員全員の辞職が報じられたAnnapurna Interactiveですが、所属していたスタッフが新会社を立ち上げ、テイクツー・インタラクティブ傘下だったPrivate Divisionの作品IPを引き継ぐことがBloombergなどで報じられています。
『Kerbal Space Program』など引き継ぎか
Private Divisionは、『Kerbal Space Program 2』や『オリオリワールド』といったインディーゲームをパブリッシングしていたレーベルで、今後も『ホビット庄の物語 ~指輪物語の世界から~』や、ゲームフリークが手掛けている「Project Bloom」などの発売を予定していました。一方、『ノー レスト フォー ザ ウィケッド』は引き続きテイクツーがサポートを続けます。
テイクツー・インタラクティブのPrivate Divisionの売却について売却先は明かされていませんでした。報道では売却先はプライベート・エクイティ会社のHaveli Investmentsであったとされており、今回の新会社は同社から各IPを引き継ぐことになるようです。
なお、売却時にPrivate Divisionには約20人の従業員が引き継がれたようですが、そのうち何人かは解雇されることになる模様。具体的なことはまだ決まっていない段階のようですが、雇用が不安定であるため、従業員に対して選択肢を探すように伝えているとのことです。
ゲーマーから高い評価を得る作品を多数送り出したAnnapurna interactiveですが、Private Divisionの人気タイトルを引き継いだ新たな展開に期待です。