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ソニー・インタラクティブエンタテインメントは『The Last of Us Part II Remastered』PC版について、PlayStation Network(PSN)アカウントの連携を必須とすることをSteamおよびEpic Gamesストアページにて明らかにしました。
一部地域では事実上プレイ不可。『GoW ラグナロク』の二の舞批判あるか
2024年1月に早くもリマスターされた名作『The Last of Us』シリーズの続編で、12月のTGAにて満を持して発表されたPC版『The Last of Us Part II Remastered』ですが、各ストアページには「PlayStation Networkのアカウントが必要です。」との注意書きがあります。これは日本でのプレイにおいてはあまり大きな影響のないものですが、PSNが利用できない一部の地域におけるユーザーは事実上プレイ不可となる条件となっています。
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SIE作品では過去にも『HELLDIVERS 2』や『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』で同様の条件が課されるとアナウンスされ、大きな批判を呼んでいました。『HELLDIVERS 2』ではその後撤回されたものの、『ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク』については執筆時点でもPSNアカウントが必要となっており、同作では当初ユーザーレビューが67%好評の「賛否両論」となるなどの影響も見られました。
ソニー側は「誰もが安全にゲームを楽しめるようにするため」と説明
なお、ソニーグループのCOO兼CFOである十時裕樹氏は、2024年11月に行われた投資家向けの業績説明会における質疑応答で、本件が反発を呼んだことに触れながらも「誰もが安全にゲームを楽しめるようにするための最善の方法を模索している。」と説明しています。