2025年1月に米国ラスベガスで開催されたテクノロジー見本市CES 2025において、米国に拠点を置くアクセサリーメーカーGenkiが未発表のニンテンドースイッチ後継機のカバーを展示したことに対して、任天堂が法的措置を講じる可能性があるかもしれません。
Genkiは、主にニンテンドースイッチをターゲットとしたキャプチャーボードなどの周辺機器を販売している米Human Things社のハードウェアブランドです。今回、CES 2025にて「ニンテンドースイッチ 2」のカバーを展示したことが話題となっていました。
任天堂の弁護士がアプローチ
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フランスのジャーナリストJulien Tellouck氏の報告によると、CES会場のGenkiブースで従業員から聞いた話として、任天堂の弁護士がGenkiに接触したとのことです。しかし、Genki側は任天堂と機密保持契約を結んでいないため問題はないと主張しているようです。
Tellouck氏はYouTubeにて、Genkiの「ニンテンドースイッチ 2」のモックアップをCES会場のGenkiブースで確認し、8.4インチのLEDになりそうであることやジョイコンが大きくなることなどを説明。また、Genkiの人と話し、任天堂がすでに弁護士を送ってきたことを聞いたとしています。しかしGenkiの言い分によると、Genkiは任天堂と書類にサインしたことがなく機密保持契約もNDAも結んでいないため、問題ないと認識していると聞いたと語っています。
Genkiは以前、展示したスイッチ後継機のモックアップは推測に基づくものであり、任天堂から提供された情報ではないと説明していました。このモックアップがどの程度正確なものか、また任天堂が今後法的措置を取るかどうかは不明です。